2015 Fiscal Year Annual Research Report
プラットフォーム論とエコシステム論を統合するレイヤー戦略論の展開
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26285090
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
根来 龍之 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70189364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
國領 二郎 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (00255580)
木村 誠 長野大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (40367420)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | プラットフォームビジネス / ゲームビジネス / ネット企業 / レジリエント / エコシステム / resiliency |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度は、基本概念の整理を中心に研究を進めた。 研究代表者の根来龍之は、『ビジネス思考実験』(日経BP社、2015年12月)を刊行し、研究方法論を整理した。さらに、根来龍之「プラットフォームビジネスとは」(出井伸之監修、『進化するプラットフォーム』第2章、2015年7月)によって、本研究の直接的土台になるプラットフォームビジネスの概念定義を明確にした。一方で、プラットフォームビジネスが多くを占めるネット企業について、上場後に継続的利益率向上を実現している企業の条件について、以下の査読付論文を発表した。根来龍之・大丸良太「継続的利益率向上を実現しているネット企業の特性 ―売上構成第2位以下の事業成長を伴うことの重要性―」経営情報学会誌、Vol. 24 No. 2平成27年9月。 研究分担者の木村誠は、ゲームビジネスの事例研究をさらに深めている。具体的には、査読付論文として、木村誠「原作コンシューマゲームソフト販売本数V字回復における各種効果の検討 -追加効果の内挿型/外挿型モデリング―」システムダイナミックス,Vol.13-14, 2015年12月)、研究発表として、木村誠「原作ゲームの情報バンドリングによる映画興行収入V字回復」シ(ステムダイナミックス学会日本支部コンフェレンス2015発表予稿集2015年6月27日、専修大学神田校舎)を行った。 一方、研究分担者の國領二郎は、根来と同一著書において、「プラットフォームビジネス」(『進化するプラットフォーム』第7章)を刊行した。また、49th Hawaii International Conference on System Sciencesにおいて、共著でMihoko Sakurai, University of Agder, Richard T. Watson, Uiversity of Georgia, Jiro Kokuryo, Keio University "How do organizational processes recover following a disaster? - A capital resiliency model for disaster preparedness - "という研究発表を行い、Best Paper Awardを受賞した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
概念整理と研究方法論の確認の第一ステップが終わり、次年度以後は事例研究を精力的に行う準備が出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年度は、レイヤー戦略論の概念整理と事例研究を進める予定である。
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Causes of Carryover |
書籍購入のタイミングの問題で残金が発生した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に使用する予定である。
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Research Products
(13 results)