2017 Fiscal Year Annual Research Report
Exploring Business Risk Management Competence in a New Era: Person, Organization and Organizational Perspective
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26285092
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
井村 直恵 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (10367948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 韻如 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (00389404)
平野 実 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (00405507)
赤岡 功 星城大学, その他, 学長 (10025190)
朴 唯新 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20435457)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | テキスト分析 / リスクマネジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は主として3つの研究を遂行した。第1に、企業のリスクマネジメント制度と実態に関するヒアリングによる定性的分析、第2にヒアリング結果のテキスト分析、第3に企業制度調査への参画である。企業へのヒアリングは、一部上場企業から12社を選定し、ヒアリング調査を実施した。業種によるリスクマネジメントの姿勢を高信頼性組織理論をベースとして分析することを目的とした質問内容であり、企業内部の広範かつ制度に対する深い理解と協力が必要であるため、企業の選定においては、研究グループが持つネットワークを利用し、企業による調査協力が得られる企業を対象とした。研究対象企業にはあらかじめ文書で研究の内容について説明し、調査の後、直接的にヒアリングの窓口となった企業協力者を集め、研究成果の報告会を開催し、同時に、参加者間でのリスクマネジメントに関するワークショップを実施した。人的、経済的リスクの大小によって4つのカテゴリーに分類して分析した。結果として、各分類間にはリスクマネジメントの姿勢に違いが見られた。 テキスト分析の結果でも各分類間で異なるキーワードが抽出された。本研究成果は、実践経営学会にて発表した。 企業制度調査に関しては、数回の研究会を実施した。現在約70社からの回答が得られている。得られた結果についての詳細な分析については今後の課題となる。今後も分析を進め、研究成果を公表するとともに、より多くの企業からの研究協力が得られるよう、働きかけを続けていきたい。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)