2017 Fiscal Year Annual Research Report
Social Capital and Branding of Kyoto Kigyo
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26285093
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
安田 雪 関西大学, 社会学部, 教授 (00267379)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生稲 史彦 筑波大学, システム情報系, 准教授 (10377046)
東 正志 京都文教大学, 総合社会学部, 講師 (20436497)
鳥山 正博 立命館大学, 経営管理研究科, 教授 (60574027)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 京都企業 / ネットワーク分析 / MuxViz / Pajek / 可視可 / 社会的ネットワーク / 任天堂 / コンテンツ産業 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、京都及び滋賀県に本社を置く企業のうち、売上上位40社を対象に、いわゆる「京都企業」の本質を、大企業をとり結ぶ老舗による人的つながりに着目した分析を行った。約100年を超えて存続する老舗飲食店に関わる事例研究で、(組織学会研究大会2018年6月報告予定)、花街における老舗が京都企業を取り結ぶ核として機能しており、戦略的な閉鎖と意図せざる仲介を行っているという理論的体系化を進めた。 地理情報をもひもづけを可能とするなど、ネットワークデータの多様化が進み、分析ツールの国際的開発研究が進行している現状をふまえ、スロヴェニアのPajekの新機能の有用性の検討とマニュアル作成した。さらにスペインで開発中の三次元レンダリングを可能にするMuxVizの実装実験を行ない、研究室において日本初の複数マシンによる安定的な同分析ツールの稼働環境を構築した。MuxVizについては、2017年10月に代表者が京都で受け入れ組織として開催したSMWS(ソーシャルメディアワークショップ)、日本選挙学会(2018年5月)などで、報告を行っている。 分担研究者も、コンテンツ産業をフィールドとし京都企業としてだいひょ的な任天堂が中心になって立ち上げたゲームビジネスの始まりを明らかにした。手法としては、オーラルヒストリーの収集を進めた。また、2015年度に開始した、企業と企業を繋ぐ営業活動の研究を継続した。さらに、コンテンツ・ビジネスや営業活動を包括する枠組みとしてサービス・ケイパビリティという概念を共同研究者と共に提案し、そのフレームワークを検討した(3)。なお、一部の成果は、一橋大学のオーラルヒストリー収集の成果が、ディスカッション・ペーパーとして登録され始めている。http://pubs.iir.hit-u.ac.jp/admin/ja/pdfs/index?lid%5B%5D=51
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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