2017 Fiscal Year Annual Research Report
Detection and integration of visual motion in terms of spatiotemporal gradients
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26285165
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
蘆田 宏 京都大学, 文学研究科, 教授 (20293847)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 実験系心理学 / 視知覚 / MRI / 心理物理学 / 計算モデル / 運動視 / 錯視 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初,最終年度となる昨年度に成果報告のための国際ワークショップを開催する計画であったが,英国のEU脱退の影響で海外研究協力者の招へいが困難になったため,一年間研究期間を延長して今年度に実施することとした.英国ロイヤルホロウェイよりA. Lingnau博士,独Regensburg大学よりJ. Schwarzbach教授を招き,fMRIを用いた最新の研究動向と手法に関して講演いただいた.本課題の成果として,大学院生の山﨑大暉氏と元大学院生の上﨑麻衣子氏に関連する研究成果の報告してもらった.また,延期により,別途学術振興会短期招へいによって来学されたA. T. Smith教授(ロイヤルホロウェイ)にも講演をいただけたため,今後の研究に向けても密度の濃い会となった. 論文として速度知覚における空間周波数の影響に関する論文(Ashida et al., 2017),dMRIを用いた自己運動知覚に関連すると考えられる白質神経繊維束の同定(Uesaki et al., 2017)などが出版された. IMRFにて山﨑による接近運動による特異的な視聴覚相互作用に関する結果がポスター発表された.本研究の結果はPerception誌に投稿され,研究期間後に採択が決まった.APCVで速度知覚に関する成果と展開に関する口頭発表,当初研究分担者であったG. V. Tonder博士によって計算モデル研究について口頭発表,大学院生・楊キツズイ(Yang Xirui)氏による,国立台湾大学・陳教授との共同研究成果(ランダム刺激における運動知覚)の中間報告(ポスター)が行われた.ECVPではフラッシュラグ錯視におけるフリッカーの影響についての英ブリストル大との共同研究についてポスター発表を行った. APCV, ECVPにおける発表内容は論文化について検討中である.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)