2017 Fiscal Year Annual Research Report
Exploring methods to evaluate cloud-resolving models using satellite data simulators
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26287113
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
増永 浩彦 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (00444422)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠田 太郎 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (50335022)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 熱帯湿潤対流 / 衛星観測 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は本研究課題の最終年度に当たる。先年度までの成果を継続するとともに将来的な研究発展への布石を模索する狙いを含め、海外の研究者との議論から生まれた複数アイディアを軸とした総括的な研究を行った。まず、英国Reading大学Chris Holloway博士やデルフト工科大学Louise Nuijens博士らとともに、熱帯対流の自発的凝集化(Convective Self-aggregation)に関わる研究を進めた。対流の自発的凝集化は理想化された数値モデルを用いた研究が先行しており、現実大気において凝集化が認められるか今後さらなる検証が待たれており、本課題のテーマである数値モデルの衛星データ検証の延長上に位置づけるにふさわしいテーマである。本課題を通じ研究代表者が開発してきた衛星データ解析手法を適用することで、自発的凝集化の理解において鍵となる湿潤大気と乾燥大気における雲対流の発達メカニズムの動態が明らかになってきた。他理由の凝集化が現実大気で進行しているか否かを結論づけるには今後さらなる解析の深化が必要であるが、その方向性に有望な道筋を示す成果を得た。 さらに米国Miami大学Brian Mapes教授とは、熱帯湿潤域と亜熱帯乾燥域の境界付近で大気が特異な熱力学的振る舞いを示すことに着目し、熱帯から亜熱帯にかけて分布する水蒸気の動態を理解する新たな理論的枠組みを提案する研究が進行中である。平成29年度成果では、衛星観測から熱帯境界線の実態を明らかにする研究を進め、また気候モデルの再現性との比較検証を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Observing convective aggregation2017
Author(s)
Holloway, C. E., A. A. Wing, S. Bony, C. Muller, H. Masunaga, T. S. L'Ecuyer, D. D. Turner, and P. Zuidema
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Journal Title
Surv. Geophys.
Volume: 38
Pages: 1199-1236
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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