2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on evaluation method of "Millennium Village" for its continuation
Project/Area Number |
26289224
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
中谷 礼仁 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30267413)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 剛 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (30282453)
清水 重敦 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 教授 (40321624)
菊地 暁 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (80314277)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 古代地名分析 / 和名類聚抄 / 地域持続 / 集落研究 / 地域経営 / 地域アセスメント / 地域史の活用 / フィールドワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は研究計画調書に記した研究過程に記した[第3期]にあたっていた。これまでの関東・関西地域の〈千年村〉を対象とした実地調査にもとづく〈千年村〉評価と持続手法の開発を行うことが主目的であった。主に二つの活動を具体化し、社会に公表した。 1)チェックリストの公開:これまでの実地調査に基づき長期持続地域評価のためのチェックリストを公開した。このチェックリストの項目とそのリストの使用方法が等研究の知的財産と成果であり、このチェックリストを用いることによって各地域が主体的に地域の自己評価を行うことができる。 2)認証組織としての運営:それらチェックリストを公的に確認認証するための活動を任意団体として継続することとした。その認証行為のプロセスは本研究組織が運営しているウエブサイトにて公開し、客観化した。 3)全体総括としてのシンポジウムの開催:該当年度においては、本研究活動の集大成として二回のシンポジウムを運営開催した。「地域の持続のかたちを考える‐千年を生き続けた知恵を活かし、ふるさとの暮らしを未来につなげるために‐」(7月16日、日曜日)ではこれまでの千年村の評価手法開発を中心に紹介し他の活動団体との積極的なディスカッションを行なった。「千年村はいかに可能か」(11月25日、土曜日)においては本研究組織にて認証を行なった地域の当事者を呼び、今後の地域経営のあり方を多角的に紹介した。いずれも二百名を超える一般参加者を得た。またこれらの活動内容がその後複数の媒体において紹介された。社会的な反響は大きく、今後ともこの活動が地域持続のために重要な要素となることを確認した。これらについての主要な成果はhttp://mille-vill.orgを通じて公開している。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
2017/5/7茨城新聞「千年超存続集落 行方認証 住環境を評価」2017/10/21朝日新聞 週末別冊be「be report 「千年村」を探せ 名も無き集落に持続可能の秘密」2017/12/17茨城新聞「千年村1号 行方市 発展へアピール」2018/1/4朝日新聞「平成とは 第1部 時代の転機 自然を読んだ「千年村」 災害・戦乱を越え」2018/2/14朝日小学生新聞「千年続く地域の魅力探れ」
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Research Products
(16 results)