2016 Fiscal Year Annual Research Report
Substrate dependent selective recruitment for the co-activators by the use of the structure dynamics of nuclear receptor
Project/Area Number |
26291015
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
楯 真一 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20216998)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 核内受容体 / 低存在率構造 / 天然変性領域 / NMR / FRET |
Outline of Annual Research Achievements |
■PPARgの基質結合ドメイン(LBD)の基質依存的構造変化解析: アゴニスト結合型のPPARgを骨格の化学シフトデータを構造制約とした構造解析を進めた.結晶構造のアポ型構造との比較から,基質結合ポケットから離れた位置にあるヘリックス9-11に明らかな構造変化が観測された.従来はヘリックス12の構造変化のみが注目されていたが,今回の結果からヘテロ二量体界面部にまで基質結合の影響があることが明らかになった.
■N末端部にあるSRC1LxxLLモチーフ(SRC1N)のの低存在率構造とPPARg結合特性との相関解析:SRC1の持つN末端部のモチーフを含む605-663の部位を対象とした.SRC1Nのモチーフ周辺には低存在率のヘリックス構造の存在は5%程度とC末端部モチーフに比べて低くなっている.このため,逆に低存在率構造を増加させる変異をデザインした.3種類の変異体T629L, S630L, T640Lの3種類の変異体を作製した.いずれも,異なる存在率のヘリックス構造を取ることをNMR解析で確認した.TrFRETを用いた相互作用解析から,野生型よりも低存在率のヘリックス構造が低下した,T640Lでは野生型よりも結合能が向上したが,一方で,低存在率ヘリックス構造の存在率が低下した変異体T629Lは結合能の有意な低下を示した.以上のことから,SRC1N領域については,低存在ヘリックス構造の存在率が低い方が高い結合能を持つ傾向を明らかにした.
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Non-RVD mutations that enhance the dynamics of the TAL repeat array along the superhelical axis improve TALEN genome editing efficacy2016
Author(s)
Tochio,N., Umehara,K., Uewaki,J., Flechsig,H., Kondo,M., Dewa,T., Sakuma,T., Yamamoto,T., Saito,T., Togashi,T., Tate,S.
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Journal Title
Scientific Reports
Volume: 6
Pages: 37887
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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