2015 Fiscal Year Annual Research Report
アフリカ低所得国の地方都市・農村部における生活習慣病の実態と危険因子の学際的解析
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26293147
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
青山 温子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40184056)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八谷 寛 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (30324437)
Esayas Hilawe 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60752615)
江 啓発 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20713887)
平川 仁尚 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00378168)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 生活習慣病 / 危険因子 / エチオピア / 国際保健 / 疫学調査 / 質的調査 / 職域 / 農村地域 |
Outline of Annual Research Achievements |
エチオピア北部ティグレイ県、メケレ市の公務員(地方都市部)およびキルテアウラエロ郡住民(農村部)から、男女、職種、年齢で分けた、計8グループのフォーカスグループディスカッションを行なった。同意を得た後、ティグレイ語で、健康に関する意識・行動、食習慣をはじめとする生活習慣、伝統的慣習、家庭での意思決定などについて話しあってもらい、録音を書き起し、逐語的に英訳した。平成26年度に実施した、キーインフォーマントインタビューで得られたデータと合わせて、英語のテキストデータを質的分析した。 当初は、都市部と農村部において、各1000名を対象とした疫学調査を行なう計画であったが、旱魃により農村が困窮しており、農村での調査協力を得ることが困難となったため、都市部公務員のみを対象とすることに変更した。メケレ市内の省庁を訪問して調査目的等を説明し、同意の得られた者を対象として、WHO-STEPSに準じた方法で疫学調査を行なった。一部改訂した標準質問票による面接調査の後、省庁の会議室や講堂にポータブル機器を設置して、標準化された方法で、身長、体重、腹囲、腰囲、血圧測定した。末梢血を採血して、空腹時血糖、コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、HbA1cを測定した。最終的に、1527名が調査に参加した。得られたデータを匿名化して入力し、データベース化した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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