2015 Fiscal Year Annual Research Report
肥満・糖尿病の社会・空間・分子疫学の統合的病態解明
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26293153
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
八谷 寛 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (30324437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青山 温子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40184056)
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30262900)
埴淵 知哉 中京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (40460589)
平川 仁尚 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00378168)
李 媛英 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (20701288)
太田 充彦 藤田保健衛生大学, 医学部, 准教授 (80346709)
Esayas Hilawe 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60752615)
柿崎 真沙子 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (20580872)
内藤 久雄 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (90547556)
大塚 礼 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, その他 (00532243)
村田 千代栄 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, その他 (40402250)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コホート研究 / 肥満 / 糖尿病 / 職域 / 地理的情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度には、第一に、GISを用いた社会地区類型であるdeprivation指標(Nakaya et al. 2014)、walkability指標(Hanibuchi et al. 2011)等に基づく分類作業に加え、食事や身体活動に関連したアクセス指標の作成・妥当性の検討を継続した。 第二に、平成28年度のDNAメチル化解析に向けて、凍結保存全血検体からのDNA抽出と分注、パイロシークエンス法による定量的メチル化解析の準備作業を行った。 第三に、生存調査と糖尿病および関連する生活習慣病の発症調査を継続して実施した。自己申告例の把握と申告病歴確認のための病歴調査および診療録確認調査を実施し、また検査値による判定のために、健診成績の経年的データベースの整備を継続した。さらに、追跡結果を用い、糖尿病発症等に関連する要因について検討し、学会発表や論文発表も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
GISを用いた分類作業のうち、walkability指標やdeprivation指標など複合指標の作成と分類は完了している。食事や身体活動に関連したアクセス指標は電話帳の業種別一覧等を用いてアクセス地点の選択とアクセス評価の方法を決め、指標を作成している段階である。DNAメチル化解析についてはDNA抽出作業が順調に進行している。生存調査は平成26年度末分まで終了し、糖尿病発症については在職者に対する自己申告病歴調査とその結果に基づく診療録調査を実施した。
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Strategy for Future Research Activity |
GISを用いた居住地の社会地区類型の作成と解析に関しては、自宅から公共交通機関までの距離や食料品店など身体活動や食事に関連したアクセス指標をを作成し、生活習慣との横断解析を実施する。またそれらの生活習慣を統計学的に調整した上で、居住地の地理的変数と糖尿病発症に関するコホート分析を実施する。 DNAメチル化解析については、パイロシークエンス法を用いた定量解析を実施するための測定系の確立、プレテストを実施し、コホート内症例対象研究デザインでの実施となるため、対象者の選定を行う。 生存調査および糖尿病等発症調査の実施も継続し、データベースを整備する。
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Causes of Carryover |
国内学会および調査のために国内旅費を算定したが、その必要性がなく実支出額が予定を下回った。GISに関連した作業、生存・発症調査にかかる研究補助員の人件費も少なくて済んだ。これらのことより残額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度はDNAメチル化解析を実施することとしているため、測定項目の拡充など測定費用に充てる。また退職者病歴調査を実施予定としているが、回答率のさらなる向上のためにホームページの充実やパンフレットの作成などの費用に充てる。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Association between parental history of diabetes and the incidence of type 2 diabetes mellitus differs according to the sex of the parent and offspring's body weight: A finding from a Japanese worksite-based cohort study.2015
Author(s)
Wang C, Yatsuya H, Tamakoshi K, Toyoshima H, Wada K, Li Y, Hilawe EH, Uemura M, Chiang C, Zhang Y, Otsuka R, Ota A, Hirakawa Y, Aoyama A.
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Journal Title
Prev Med
Volume: 81
Pages: 49-53
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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[Journal Article] Past Decline Versus Current eGFR and Subsequent Mortality Risk.2015
Author(s)
Naimark DM, Grams ME, Matsushita K, Black C, Drion I, Fox CS, Inker LA, Ishani A, Jee SH, Kitamura A, Lea JP, Nally J, Peralta CA, Rothenbacher D, Ryu S, Tonelli M, Yatsuya H, Coresh J, Gansevoort RT, Warnock DG, Woodward M, de Jong PE; CKD Prognosis Consortium.
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Journal Title
J Am Soc Nephrol.
Volume: in press
Pages: in press
DOI
Peer Reviewed
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