2016 Fiscal Year Annual Research Report
Effectiveness and efficiency of stroke care system
Project/Area Number |
26293158
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
鴨打 正浩 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80346783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 治久 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30572119)
北園 孝成 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70284487)
馬場園 明 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90228685)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 脳卒中 / 診療行為 / 機能予後 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度も脳卒中患者の前向き登録を継続し、研究開始から平成29年3月末までに約13,000人から研究への同意をいただいた。退院後の予後調査については、追跡率約90%で調査を継続した。 網羅的に関連性を解明する目的で、脳卒中患者における脳卒中発症前および後の患者状態と入院中に行われた診療行為を統合したデータベースを作成した。診療報酬請求情報から医薬品、リハビリテーション、手術、特定入院料等の脳卒中関連診療行為に関するマスタを作成し、プログラムを用いて電子的に情報を統合できるシステムを構築した。さらに、急性期の診療行為が短期および長期予後に及ぼす影響度を網羅的に推定できるよう、追跡調査結果も統合したデータベースを整備した。予備調査として、レセプト情報に入力された患者情報の信頼性を検証するとともに、診療行為情報から患者状態を推測するアルゴリズムを作成した。 平成28年度の解析として、引き続き発症時ベースラインの患者状態と予後の関連について検討した。脳卒中発症前の患者状態が発症後の機能予後に及ぼす影響について検討した結果、発症前のスタチン治療、発症前の認知機能が発症後3ヶ月後の機能予後に独立して関連していることを明らかにした。また、非弁膜症性心房細動に起因する心原性脳塞栓症患者を対象に、発症前の抗凝固療法と脳梗塞発症の関連性について検討した。その結果、心房細動のunder-diagnosis、抗凝固薬のunderuse、under-dosingが脳梗塞発症の原因の多くを占めることを明らかにした。 さらに統合データベースを用いて、診療行為と患者アウトカムの関係を機械学習手法(決定木:ランダムフォレスト、勾配ブースティング)を用いて網羅的に検討した。アウトカムを機能予後に設定し、急性期の診療行為がこれらに及ぼす影響度を網羅的に検索した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(33 results)
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[Journal Article] Influence of Statin Pretreatment on Initial Neurological Severity and Short-Term Functional Outcome in Acute Ischemic Stroke Patients: The Fukuoka Stroke Registry2016
Author(s)
Hiromi Ishikawa, Yoshinobu Wakisaka, Ryu Matsuo, Noriko Makihara, Jun Hata, Junya Kuroda, Tetsuro Ago, Jiro Kitayama, Hiroshi Nakane, Masahiro Kamouchi, Takanari Kitazono, Fukuoka Stroke Registry Investigators
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Journal Title
Cerebrovasc Dis
Volume: 42
Pages: 395-403
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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[Journal Article] Causes of Ischemic Stroke in Patients with Non-Valvular Atrial Fibrillation2016
Author(s)
Asako Nakamura, Junya Kuroda, Tetsuro Ago, Jun Hata, Ryu Matsuo, Shuji Arakawa, Takahiro Kuwashiro, Masahiro Yasaka, Yasushi Okada, Takanari Kitazono, Masahiro Kamouchi, Fukuoka Stroke Registry Investigators
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Journal Title
Cerebrovasc Dis
Volume: 42
Pages: 196-204
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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[Presentation] 脳卒中の疫学2016
Author(s)
鴨打正浩
Organizer
日本骨髄間葉系幹細胞治療学会
Place of Presentation
札幌
Year and Date
2016-10-22 – 2016-10-22
Invited
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[Presentation] 山口 祐子, 松尾 龍, 杉森 宏, 生野 雄二, 吾郷 哲朗, 鴨打 正浩, 北園 孝成. 脳梗塞患者における神経症状と救急車利用の関連-Fukuoka Stroke Registry-2016
Author(s)
山口祐子, 松尾龍, 杉森宏, 生野雄二, 吾郷哲朗, 鴨打正浩, 北園孝成
Organizer
第3回日本心血管脳卒中学会
Place of Presentation
東京
Year and Date
2016-06-17 – 2016-06-18
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