2016 Fiscal Year Annual Research Report
The spleen is an ideal site for inducing transplanted islet graft expansion
Project/Area Number |
26293294
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
小玉 正太 福岡大学, 医学部, 教授 (90549338)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊東 威 福岡大学, 医学部, 講師 (70634400)
西中村 瞳 福岡大学, 医学部, 助教 (90597692)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 膵島移植部位 / 脾臓内膵島移植 / 移植膵島再生 / IBMIR / DAMPs |
Outline of Annual Research Achievements |
(1) 糖尿病を自然発症したメスNODマウスをレシピエントとする同種同系移植実験を行った。( NODモデルは自然発症糖尿病モデルであり、自家移植は不可能な為メスの同種同系移植を施行) 1. 6週令メスNODマウスから単離した膵島50個をレシピエントに移植した。 2. 抗サイモグロブリン抗体投与による自己免疫応答改変レシピエントに #1 同様のドナー膵島50個を移植した。1.は術10日前後で全例拒絶されたが、サイモグロブリンは免疫抑制プロトコルでは、リンパ球減少症をはじめ効用がTNF-α投与時の随伴効果に酷似しており、約30日間のグラフト生着をみた。 (2) 膵全摘出術後のカニクイザルへ脾臓内膵島自家移植を行った。 カニクイザル(n=2)を全身麻酔下に開腹し、脾臓を温存し、十二指腸と空腸を含め膵全摘出する。摘出された膵臓は膵管カニュレーション後、高酸素化目的で二層法により約2時間浸透し、リベレースMTF-S注入し膨化後静置消化し、ラット法に準じ比重遠心法により純化した。5107±423 IEQ を移植した。胆管空腸吻合、胃空腸吻合後、脾臓表層を直接穿刺し単離膵島全量を注入する。穿刺部位はフェルトを用いたマットレス縫合にて、碑損傷時の止血術式に準じて止血を行なった。移植後3日で経口開始したが、以後一月間ほぼ正常血糖を続け糖尿病の発症は認めなかった。また一月後IVGTT でも術前と比べ正常パターンを呈し、C-peptide 陽性であった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)