2016 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the treatment of esophageal cancer with anti-human fibroblast growth factor receptor like-1
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26293302
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
嶋田 裕 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30216072)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 一治 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50456836)
武井 義則 京都大学, 薬学研究科(研究院), 講師 (30502455)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 癌 / FGFRL1 / 食道癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
新たに単独で20%の増殖抑制効果が得られるFGRRL1に対するモノクローナル抗体の作成に成功した。今まで効果が得られなかった細胞にも効果が得られるようになっている。現在、併用療法による効果判定を行うと共に抗体作用後のシグナル伝達系の解析中である。さらに動物実験に必要量を確保するために大量培養中であり、抗体量が確保できた時点で動物実験の予定である。 FGFRL1の機能解析では、食道癌においてFGFRL1がメインとなる予後因子であり、さらにDuoLinkによりFGF2の作用下にFGFRL1とFGFR1またはFGFRL1とFGFR4が共にHeterodimerを形成することを明らかとした。さらには数あるFGFの中ではFGF2がメインの増殖因子であることも判明した。 FGFRL1ノックアウト細胞の作成にも成功し、ノックアウト細胞では細胞突起の減少、アクチンの形成障害、増殖速度の低下が認められた。マウス移植でも増殖速度の低下が認められ、組織所見では角化形成促進による分化傾向が認められている。さらにはFGFRL1のノックアウト細胞においてMMP-1の著明な減少が認められ、その他の変動遺伝子を含めて現在解析中である。 ファージディスプレーによる抗体解析では、既に食道癌患者の抗体ライブラリーの作成を行い、食道癌患者における抗FGFRL1の存在が確認された。しかしながらファージディスプレーによる抗FGFRL1抗体作成にはまだ成功していない。今後継続の予定である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] Circulating microRNA expression profiles as a novel diagnostic biomarker for esophageal squamous cell carcinoma2017
Author(s)
Shimada Y, Takei Y, Okumura T, Nagata T, Fujinami H, Arima M, Abe T, Niwa Y, Tajika M, Sudo T, Shimizu K
Organizer
108th Annual Meeting of the American Association for Cancer Research
Place of Presentation
Washington, DC
Year and Date
2017-03-31 – 2017-04-05
Int'l Joint Research