2016 Fiscal Year Annual Research Report
Creation of a novel animal model of secondary lymphedema and development of the therapy
Project/Area Number |
26293310
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
海野 直樹 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (20291958)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 尚人 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (80402262)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | リンパ浮腫 / 線維化 / 筋線維芽細胞 / 実験モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
リンパ浮腫は未だに根治的治療法のない難治疾患である。治療方法を開発するために不可欠な、人の病理に酷似したに自生リンパ浮腫の動物モデルの開発が急務である。我々は、本プロジェクトにおいて、ヒトの二次性リンパ浮腫に病理的に酷似した経過をたどる動物モデルの開発し、それを検証した結果、モデル動物患肢の浮腫を発生し、その後に、組織の脂肪化、線維化を進展させる動物モデルの作製に成功した。次に我々はリンパ浮腫慢性期における組織線維化のメカニズムについて検討を行った。本研究で確立した新規の動物モデルではヒトと同様に組織の線維化が進展することが判明したので、そのメカニズムの解明が治療法の開発の鍵を握ると考え、中でも線維芽細胞並びに、筋線維芽細胞に着目し、これらの細胞のコラーゲン産生量と、そのkey mediatorであるTGF-βについて検討を行った。動物モデルの組織から線維芽細胞並びに、筋線維芽細胞を採取して培養してin vitro の検討から、動物モデルでは通常の足阻止気には見られない筋線維芽細胞が造成しており、活発にコラーゲン産生を行なっていることが判明した。この筋線維芽細胞は通常の線維芽細胞にTGF-βを投与すると筋線維芽細胞に変異することが判明した。このことからTGF-βが線維化のkey moleculeであることが判明した。そこで、我々はω3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)のTGF-β抑制効果に着目して、筋線維芽細胞の培養系にEPAを投与したところ、筋線維芽細胞のコラーゲン産生を抑制できた。このことを同様の手法で二次性リンパ浮腫のステージ3の患者から皮膚生検で得られた線維芽細胞並びに、筋線維芽細胞の培養系で検討した。その結果、EPAは患者筋線維芽細胞でも同様にコラーゲン産生を抑制し、将来のリンパ浮腫治療薬としての可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(28 results)
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[Journal Article] Adipocyte in vascular wall can induce the rupture of abdominal aortic aneurysm.2016
Author(s)
Kugo H, Zaima N, Tanaka H, Mouri Y, Yanagimoto K, Hayamizu K, Hashimoto K, Sasaki T, Sano M, Yata T, Urano T, Setou M, Unno N, Moriyama T.
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Journal Title
Sci Rep.
Volume: 6
Pages: 31268
DOI
Open Access
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[Journal Article] Analysis of endoleaks after endovascular abdominal aortic aneurysm repair by using four-dimensional flow-sensitive magnetic resonance imaging.2016
Author(s)
Sakata M, Takehara Y, Katahashi K, Sano M, Inuzuka K, Yamamoto N, Sugiyama M, Sakahara H, Wakayama T, Alley MT, Konno H, Unno N.
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Journal Title
Circ J
Volume: 80
Pages: 1715-1725
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research / Acknowledgement Compliant
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