2016 Fiscal Year Annual Research Report
Molecular mechanisms of nerve-vessel-bone network
Project/Area Number |
26293432
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60406494)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
臼井 通彦 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (10453630)
竹田 秀 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30376727) [Withdrawn]
水野 洋介 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (30406532)
古株 彰一郎 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (30448899)
松本 征仁 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90321819)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 骨・神経・血管 / 骨減少症 / ネットワーク機構 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は骨芽細胞と神経細胞の相互作用の解析を行う研究を行った。レトロウイルスを用いて骨芽細胞に緑色の蛍光遺伝子を遺伝子導入し、神経細胞に赤色の蛍光遺伝子を遺伝子導入した。緑色の蛍光遺伝子を導入した骨芽細胞と赤色の蛍光遺伝子を導入した神経細胞とを混ぜて72時間経過した後、flow cytometerにより色分けされた細胞を分離させる方法を用いて細胞分離を行った。分離した骨芽細胞、神経細胞のRNAをそれぞれ抽出した。 骨芽細胞と神経細胞を混ぜること(共存培養という)により、それぞれの細胞において発現が上昇あるいは低下する遺伝子を網羅的に検索するためにDNA microarrayという手法を用いて解析を行った。その結果、いくつかの遺伝子発現が上昇あるいは低下していた。骨芽細胞においては分化が促進される際に発現が上昇するalkaline phosphataseやosteocalcinの上昇が認められた。また、神経細胞においては、分化が促進される際に発現が上昇するneurofilament Lやneuronal regeneration related proteinの発現が上昇していた。さらに共存培養によって、骨芽細胞において骨分化に関係する細胞膜分子YおよびZの発現が上昇していた。同様に神経細胞において、神経分化に関係する細胞膜分子Xの発現が上昇していた。 次に、神経分化促進遺伝子であるQ遺伝子の発現が骨芽細胞に存在することを見出したため、骨芽細胞における遺伝子Qのノックアウト細胞を作製した。今後は遺伝子Qの機能を調べる研究を行う予定である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)