2016 Fiscal Year Annual Research Report
Grobal人材育成のための英語版看護事例学習用eラーニングシステムの開発と評価
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26293450
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
中村 裕美子 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (10299266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深山 華織 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (40613782)
真嶋 由貴恵 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (70285360)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 看護学 / 看護教育 / eラーニング / 英語 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.英語版看護学習サポートシステムの開発:平成26年度に英語翻訳した日本語版看護学習サポートシステムの2事例コンテンツの6シーンについて、平成27年度は、事例コンテンツ内の6シーンの英会話の音声収録を行い、事例の英語版コンテンツを制作、システムに搭載しタブレットに実装し視聴できるようにした。平成28年度は、タブレット実装状況を確認した。 2.英語コンテンツの開発:①看護実践場面の英会話コンテンツの一部を修正した。平成27年度に開発したコンテンツの誤字などを修正し完成させた。項目は、問診場面(脳卒中、頭痛、眩暈、虫垂炎、消化管出血、膀胱炎、腰痛、蕁麻疹、うつ状態)、検査の予約、外来受診、入院オリエンテーション、手術(準備、当日、術後)の35タイトル、収録時間は145分20秒であった。会話コンテンツは、画面上のテキストを日本語、英語で表示し、音声は、日本語、英語・英語とし、英語を2回繰り返すようにし、文字情報の読み取りと聞き取りができるようにした。 ②中国語会話コンテンツの開発:平成27年度に制作した中国語会話コンテンツの一部を修正した。修正内容は、中国語表記が音読できるようにカタカナのルビを振り、中国語の音読に対応させた。項目は、バイタルサイン測定、既往歴、服薬指導、家族歴、問診(消化器系、胸痛、インフルエンザ)の8タイトルであった。併せて、タブレット画面のデザインを変更した。中国語のルビ付きコンテンツをタブレット版に搭載するシステムについては、予算が不足したために次年度に実施することになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
開発したシステムの実用性の評価のための調査を実施する計画であったが、中国語コンテンツの修正によるシステムの変更ができなかったため、実用性調査を次年度に実施することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
研究最終年度に当たり、システムの完成と実用性評価に関する調査を実施して、成果報告をまとめる予定である。
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Causes of Carryover |
システム開発、および評価調査の遅れにより、次年度にシステム構築費用に充当する予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
調査費、システム構築費に充てる。
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