2017 Fiscal Year Annual Research Report
Grobal人材育成のための英語版看護事例学習用eラーニングシステムの開発と評価
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26293450
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
中村 裕美子 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (10299266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深山 華織 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (40613782)
真嶋 由貴恵 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (70285360)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 看護学 / 看護教育 / eラーニング / 英語 / 中国語 |
Outline of Annual Research Achievements |
医療場面に関する看護師と患者の会話コンテンツの開発を行った。これまでに英語版と中国語版を開発した。平成29年度は、中国語版の改良を行った。その内容は中国語の読み方をテキスト(中国語)に日本語のカタカナでルビを振った。そのことにより中国語のテキスト表記が理解できない学習者であっても、ルビを読むことで音声の聞き取りを補助する機能を持たせることができた。中国語の音声にカタカナを対応させるために、中国語のネイティブスピーカーに翻訳を依頼し、精度を高めている。また、表示画像の構成を変更し、テキストの文字情報が大きく表示できるようにし、学習しやすくした。 これまでに開発した英語の看護実践事例コンテンツと医療場面の英会話コンテンツ、中国語コンテンツをタブレットに搭載するシステムを開発し、実装した。データは、マイクロSDカードに保存しタブレットで利用できるため、インターネット環境がない病院などでも利用することができるようにしている。 近年の日本国内の外国人旅行者の増加に対応するため、通訳者の育成もはじめられたりしているが、医療現場に十分な配置は困難な状況である。そのため、看護職の英語や中国語会話能力を高める必要が高まっていることから、本研究で開発したコンテンツとシステムのニーズは高いと予想される。 なお、開発したシステムの実用性、有用性評価を予定していたが、システムの実装が遅れたため、次年度に繰り越して実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
英語による教材と会話コンテンツのタブレット搭載システムの開発は終了したが、実用性と有用性の評価が未実施である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度にシステムの実用性、有用性の調査を行う予定である。学会発表を次年度に予定している。
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Causes of Carryover |
成果報告を2018年6月に予定しているため、旅費が残額となった。
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Research Products
(1 results)