2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development and evaluation of a blended learning-based psychoeducation practitioner training program
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26293483
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
松田 光信 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90300227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 あゆみ 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20401961)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 心理教育 / 普及 / ブレンデッド・ラーニング / eラーニング / プログラム評価 / 精神科リハビリテーション / 心理社会的治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
これからの精神医療は、「入院医療中心から地域生活中心へ」という基本理念に基づいて、精神障害者の地域移行を加速すると同時に、精神障害者にとっての質の高い地域生活の維持に取り組む必要がある。特に、後者を実現するには、患者の服薬アドヒアランスの改善を目指す心理教育の方法を、看護師に普及することが重要であると考えた。 そこで、eラーニングと集合教育を組み合わせたBlended Learning Systems(BLS)を導入し、フレキシブルな学習形態による心理教育に関する知識基盤の形成と、心理教育の技術的側面の修得を支えるシステムが構築できれば、質の高い心理教育を実践することができる看護師を育成することができると考えた。 本研究の目的は、ICTを活用して心理教育実践看護師を育成するための集合教育とeラーニングを組み合わせたBlended Learning Systems を構築して適用し、その有用性を多角的に評価することであった。有用性の評価には、ミックスメソッドを用いた。対象者は、関西圏および首都圏の精神医療機関で活躍する看護師であり、構築した「心理教育実践看護師を育成するBlended Learning Systems」の適用に同意した。対象者は、最初にeラーニングによる主体的学習を行ない、その後、心理教育の実技演習を行う集合教育に参加した。データ収集は、eラーニング開始直前(1回目)・eラーニングの最終テスト終了直後(2回目)、1回目の集合教育直後(3回目)、2回目の集合教育直後(4回目)の4時点で行った。結果、eラーニングによる学習は、参加者にとって難易度が高いようであったが、心理教育に関する実技演習を通して、参加者は心理教育の実践能力を修得していた。これらの研究成果については、国内の学術学会において発表したほか、国際学会においても発表した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] 医学科・看護学科合同授業 ワークショップ型多職種連携教育の試み2018
Author(s)
幕内 安弥子, 並川 浩己, 竹本 恭彦, 金谷 志子, 河野 あゆみ, 平谷 優子, 河野 あゆみ, 松田 光信, 今中 基晴, 栩野 吉弘, 首藤 太 一
Organizer
医学教育
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