2016 Fiscal Year Annual Research Report
A Comparative Study on Strategies of Livelihoods and Their Contemporary Characterisics in African-Asian Arid Lands under the Extrem Weather
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26300015
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| Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature |
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Principal Investigator |
石山 俊 総合地球環境学研究所, 研究部, プロジェクト研究員 (10508865)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒木 良一 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (00530841)
宮嵜 英寿 総合地球環境学研究所, 研究部, プロジェクト研究員 (30455232)
坂井 真紀子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (70624112)
杉原 創 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 特任准教授 (30594238)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 極端気候 / 移住 / メイズ / モロコシ / 換金作物 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、研究最終年度であり、それぞれの研究を統合的に考察しつつ、インド、タミル・ナードゥ州、およびザンビア南部州を中心として現地調査も継続した。
これまでにの研究において明らかになったことは、気候変動状況下、特に干ばつ傾向下においては、農耕民の移住、生業手段の多様化、農耕民社会における栽培作物の変化が認められたことであった。
たとえばザンビアにおいては、比較的遠隔地への移住、ブルキナファソにおいては牧畜民の南下と農耕民による家畜飼育の導入、インドにおいては、灌漑用貯水池の枯渇による稲作の放棄と天水栽培によるソルガム栽培の導入であった。インド、タミル・ナードゥ州で導入されたソルガムは、家畜飼料としての換金が目的である。すなわち、これまでのコメの自給的生産から、コメを購入するための換金作物栽培への転換であった。
以上の状況は、多雨と少雨が1年～数年おきに現れる極端気候下においても、大きな変化を認めることは今のところ確認されていない。たとえば、北乾南湿の気候分布をもつ、サハラ南縁地域において、干ばつ傾向時に南下した牧畜民の恒久的な北帰、農耕民社会の生業における家畜飼育依存度の低下、インド南部タミル・ナードゥ州における溜池灌漑による稲作の復活などである。
今後は、これまでの現地調査に基づくデータを比較検討する中で、さらに詳しく極端気候下の生業動態を考察していく予定である。また、気候変動と生業の関係を中期・長期スケールで考察していくことも今後計画していきたい。
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| Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] Livelihoods of Pastoral community in North West India2016
Author(s)
MIYAZAKI, H., K. P. SINGH, UCHIYAMA, Y., ENDO, H., ISHIMOTO, Y. and TANAKA, U
Organizer
International Seminar on “Traditional Knowledge and Heritage of South Asia
Place of Presentation
Haryana, India
Year and Date
2016-11-15 – 2016-11-16
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