2019 Fiscal Year Annual Research Report
Comprehensive research on bibliography,publication and interpretation centered on overseas picture books
Project/Area Number |
26300020
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
山下 則子 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (40311162)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神作 研一 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (30267893)
木越 俊介 国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (80360056)
武井 協三 国文学研究資料館, その他部局等, 名誉教授 (60105567)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 在外絵入り本 / リチャード・レインコレクション / ホノルル美術館 / マリオ・マレガ文庫 / キオッソーネ東洋美術館 / 日本古典籍 / 日本古典籍目録 |
Outline of Annual Research Achievements |
ホノルル美術館リチャード・レインコレクションと、在イタリアの日本古典籍に関する調査と研究の集大成としての成果発表を行ったことが、本年度の研究実績の最も大きな業績である。その研究成果報告書である『在外絵入り本 研究と目録』のデータ管理・索引作成等の内容検討や出版準備と並行して、次のような研究を行った。 2019年6月12日に国文学研究資料館にてハワイ大学教授ロバート・ヒューイ先生との国際共同研究会を開催し、本科研費による調査研究成果として、「合巻の摺刷と改刻」及び「ホノルル美術館蔵『獣絵本つくし』について」(山下則子)を発表した。これはホノルル美術館リチャード・レインコレクションの稀覯本に関連する研究成果発表である。 2019年9月24日にローマ・サレジオ大学にて、「日本古典芸能における身体」と題する国際共同研究会を開催し、ヴェネチア大学、ローマ大学、フィレンツェ大学、ナポリ東洋大学、サレジオ大学、早稲田大学の教授・研究者を対象として「マリオ・マレガ文庫蔵黒本『眉間尺』と古典芸能」(山下則子)と題する研究発表を行った。 2019年10月31日、三弥井書店から『在外絵入り本 研究と目録』と題する研究成果報告書を出版し、国内外の関係分野研究者に配布した。なお、この研究成果報告書の中に、在イタリア日本古典籍の4つの目録に記載される、全ての書名索引を新たに作成して掲載した。また、今年度の研究会にて発表した、上記の「ホノルル美術館蔵『獣絵本つくし』について」及び「マリオ・マレガ文庫蔵黒本『眉間尺』と古典芸能」は、本書の研究論文として掲載した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(31 results)