2016 Fiscal Year Annual Research Report
Japanese Firm's Manufacturing Strategy in Africa: Application and Adaptation of the Organizational Capability
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26301023
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
公文 溥 法政大学, 社会学部, 教授 (50061239)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
銭 佑錫 中京大学, 経営学部, 教授 (00329658)
板垣 博 武蔵大学, 経済学部, 教授 (20125884)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 日本型生産システムの国際移転 / 組織能力 / 適用と適応のハイブリッド / 技能の国際移転 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の研究計画は二つであった。一つは南アフリカ共和国の自動車産業を訪問し、日本型経営生産システムの移転の現状を確認することである。二つ目は、過去3年間の研究成果をまとめて、発表する準備を整えることである。 第一の計画である南アフリカの訪問による調査については、2017年2月26日から1週間、現地を訪問し調査活動を行った。当初9月に訪問する予定であったが、現地日系企業の都合により、2017年になったものである。トヨタ自動車、トヨタ紡織そしてHESTO(矢崎総業の現地企業)の3社の工場を訪問し、インタビューと工場見学を実施した。事前にこれまでの訪問の実績を基にした論文や質問票を送付し、質問事項を絞り込んだうえで訪問したので、大変実りのある調査ができた。なお、欧米系企業も訪問する予定であったが、費用の都合で断念した。 二つ目の研究成果のまとめと発表について。研究をまとめるべく月1回行う研究会において、昨年度と今年度訪問した企業の会社記録をすべて確認した。研究成果の発表の方法は二つである。一つはケース分析の発表である。訪問した企業のなかから、アフリカの日本企業を語るにふさわしい企業を20社ほど選択し、ケース分析として発表することにした。もう一つは、我々のハイブリッド・モデルに従って、アフリカへの日本システムの移転可能性に関する論点を整理し書籍の形で発表することである。 前者については、オンラインジャーナルのディスカッション・ペーパーとして、後者については研究書として出版することに目途がついた。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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