2017 Fiscal Year Annual Research Report
Evaluation of environmental factors and the risks controlling ocean productivities at the coast of Myanmar
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26304031
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
小池 一彦 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (30265722)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
冨山 毅 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (20576897)
圦本 達也 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 西海区水産研究所, 研究員 (90372002)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ミャンマー / 海洋環境 / 基礎生産 / 珪藻 / マングローブ / ミエック / ベイ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度末に現地を訪問し,成果の還元をはかり,本研究を土台とした日本・ミャンマーの水産プロジェクトのキックオフを行う予定にしていた。しかし,共同研究相手のミエック大学との研究覚書締結が遅れたため,現地訪問を平成29年4月に延期した。 平成29年4月6日から14日の間現地を訪れ,ミエック大学で成果還元報告会を実施した。学生60名,教職員25名が参加する中,既に投稿している論文と同じ題目(Seasonal dynamics influencing coastal primary production and phytoplankton communities along the southern Myanmar coast)の発表を行った。また,本研究で示唆された同海域の基礎生産の特徴(乾季のみに急激に上がる生産性)と,それを妨害する要因(雨季の多量の濁質流入)に関して議論を行った。 また,この研究を土台として開始された日本・ミャンマーの大型水産プロジェクトの初動に立ち会った。これは,国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターがミャンマーの水産局およびミエック大学とMOAを結び指導する,カキ養殖新技術導入に関するプロジェクトであり,現地の広大なマングローブ干潟を有効活用し,そこにおいて環境に負荷を与えない粗放的なカキ養殖を実現しようとするものである。滞在期間中後半にその調査に立ち会い,調査内容・対象海域などの打合せを実施した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)