2016 Fiscal Year Annual Research Report
Scalable coding algorithm for next generation video coding
Project/Area Number |
26330066
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
宋 天 徳島大学, 大学院理工学研究部, 准教授 (10380130)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島本 隆 徳島大学, 大学院理工学研究部, 教授 (20170962)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | SVC / 並列処理 / video coding |
Outline of Annual Research Achievements |
概ね予定通りの研究項目を行い、予想と一致している結果を得ました。 HEVCの探索中心は、探索中心の予測精度が不十分のため、広い範囲を探索する必要があり、HEVCが抱える重大な問題である演算量の増加につながる。本研究は、複数の探索中心から予測する手法を用いて、より正確な探索中心を選択し、ビット削減を図る。先行研究で行った実験の結果に示されるように、この提案は最大19%、平均11%のビット削減を達成できた。この手法をHEVC/SVCにも組み込み、高い圧縮率を実現した。 先行研究では、H.264/AVCに採用された画面間予測、画面内予測を単独に評価し、選択する既存概念を打ち破り、隣接フレームの画素を用いて空間予測に使用することにより、高い圧縮性能を実現した。この提案の実験結果が示すように、平均16%のビット削減を達成できたので、HEVC/SVCに使用して高い符号化効率を実現した。 提案手法の改良を行ってから、本研究の提案手法とHEVC/SVCの提案を比較する必要がある。HEVC/SVCに提案された複数の提案に、それぞれの特長があるが、画面間と画面内の手法を分けてそれぞれと比較した。また、提案手法を併用した場合、より良い性能を達成できると予測し、併用する場合の検証も行った。検証の結果、提案手法が優れたことを証明され、その結果を論文にまとめた。また、GPUによる並列処理能力の検証をする予定だったが、検証用システム全体が膨大であるため実現できなかった。
|
Research Products
(8 results)
-
-
-
-
-
-
[Presentation] An Adaptive Search Range Selection Algorithm for HEVC2016
Author(s)
Yoshiki Ito, Wen Shi, Tian Song and Takashi Shimamoto
Organizer
Proceedings of International Technical Conference on Circuits/Systems, Computers and Communications(ITC-CSCC2016)
Place of Presentation
Okinawa Pref. Municipal Center (沖縄県那覇市)
Year and Date
2016-07-10 – 2016-07-13
Int'l Joint Research
-
-