2014 Fiscal Year Research-status Report
プログラミング教育向けビジュアルプログラミング環境へのアサーションの導入
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26330099
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Research Institution | Software Research Associates, Inc. (Key Technology Laboratory) |
Principal Investigator |
小田 朋宏 株式会社SRA(先端技術研究所), その他部局等, 研究員 (00580383)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 研究成果の一般公開 / 国際情報交換(フランス) |
Outline of Annual Research Achievements |
ビジュアルプログラミング環境 Assertch を開発し、プログラムを一般に公開した。開発内容としては、アサーションブロック、条件記述ブロックを実装した。また、アサーション結果通知機構として、ブロックの色を変更する機構を実装した。 Assertch は Pharo Smalltalk ベースのビジュアルプログラミング環境 Phratch への拡張として実装した。ソースコードおよびパッケージを http://smalltalkhub.com/#!/~tomooda/Assertch に公開した。 Phratch の開発者と連絡を取り、 Phratch から GUI 操作のみで Assertch を自動的にインストールする機構を Phratch の標準配布パッケージに追加された。これにより、 Phratch ユーザは簡便に Assertch を利用することができる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していたビジュアルプログラミング環境の開発が順調に進行し、一般公開することができた。また、アップストリームであるPhratchから簡単にインストール可能な状態で配布することができたことで、教育現場での展開が容易になった。
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Strategy for Future Research Activity |
国内でプログラミング教育に従事している研究協力者と連携し、プログラミング教育の現場への適用計画を具体化する。
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Causes of Carryover |
開発および教育現場で必要なデスクトップPC等を購入する予定であったが、適用対象となる教育現場でのPC環境に合わせることができるよう、教育現場への適用計画を具体化させてから機材の購入をおこなうことにしたために、物品費が計画よりも少額になった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2015年度に教育現場への適用計画を画定し次第、購入予定だったデスクトップPC等を購入する。
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