2015 Fiscal Year Research-status Report
コンテンツ指向ネットワーキング基盤の大規模モバイルソーシャルネットワークサービス
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26330119
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
朴 容震 早稲田大学, 理工学術院, 研究員 (80580779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀山 渉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90318858)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 情報ネットワーク / インターネット / ネットワークアーキテクチュア / 情報指向ネットワーキング(ICN) |
Outline of Annual Research Achievements |
ソーシャルネットワークで必要な処理として、Push機能がある。CCN/NDNはPull型の機能が中心であるので、このPush機能をいかに実現するかの研究がいくつか報告されている。この中で、最も評価されているCOPSS(Content Oriented Publish/Subscribe System)を選び、Producer Mobility機能を追加し、学会に発表することができた。COPPSではランデブーポイントを設け、subscriberはこれに要求するコンテンツのPushサービスを登録する。しかし、このsubscriberが移動した場合にはランデブーポイントからsubscriberへのパスが変わるために、新たな登録が必要になる。移動subscriberが多いい環境ではこの登録によるトラフィックが増大する。そこでこのパスの変更を効率的に行うための3つのプロトコルを提案し、その特徴を比較した。 また、CCN/NDNで最も重要な課題であるネーミングスキームに対して研究を行い、学会で発表した。CCN/NDNではコンテンツ名でルーティングを行うため体系的なネーミングスキームの検討が必要である。現在までに、様々な役割や情報を持ったネーミングスキームが提案されているが体系的に研究したものは見られない。今までの代表的な提案を整理分類し、コンテンツ流通におけるコンテンツIDやロケータの国際標準および業界標準と照らし合わせ、CCN/NDNのネーミングスキームとして必要な条件や機能について研究した。ネーミングスキームとしてresolverを前提としたものを提案した。 また、昨年の研究成果のProxyベースのProducer Mobilityに対する評価を行い、学会に発表することができた。ここではハンドオーバ遅延について既存の提案を比較・評価を行い、我々の提案の有意性を確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度において学会発表ができなかった研究項目について、成果が得られ、学会発表ができた。特に、ネーミングスキームについて、今までの研究について整理整頓し、我々のresolberを前提とした方法を発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26、27年度に研究した内容について、拡張および効率的なプロトコルの研究を行い、シミュレーションなどを通して、評価を行いたい。セキュリティについては、公開鍵暗号でない、light-weightの方法について研究したい。
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Causes of Carryover |
出張計画に差異が生じたためです。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
早めに、出張計画(論文投稿を含め)を確定する。
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[Presentation] Performance Evaluation of Proactive Content Caching for Mobile Video through 50-User Field Experiment2015
Author(s)
Kenji Kanai, Takeshi Muto, Jiro Katto, Wataru Kameyama, Yong-Jin Park, Takuro Sato, Shinya Yamamura,Tomoyuki Furutono,Takafumi Saito, Hirohide Mikami, Kaoru Kusachi,Toshitaka Tsuda
Organizer
2015 IEEE Globecom Workshop
Place of Presentation
米国、サンディエゴ
Year and Date
2015-12-06 – 2015-12-10
Int'l Joint Research
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