2015 Fiscal Year Research-status Report
センサデータベースを対象とした即時分析及びタグ自動抽出
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26330141
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
吉田 尚史 駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 准教授 (10338238)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | マルチメディア・データベース / データモデル / センサーデータ / データ分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,センサデータベースを対象とした即時分析及びタグ自動抽出を行うことを目的とする.具体的には,マルチカメラ,センサネットなどのメディアデータを対象とするデータベースにおいて,即時にかつ高速に分析を必要とされる応用を目的とし,メディアデータの持つ物理的特性からメタデータをタグとして自動抽出することにより,即時かつ高速に利用者へ分析結果を提供可能とする機構を実現する.応用例は,複数カメラ・複数センサ群が接続されたメディアデータベースを対象とした動画像分析,加速度・温度・脈拍センサが接続されたメディアデータベースを対象とした生活健康モニタ・分析結果通知,および,情報処理システムの出力するログ分析による情報流出の即時検出などである.科研費を中心としてこれまで研究した成果を集約し,基盤技術としての方法論を確立する.今年度(平成27年度)は,それらの基盤となる次の3方式を発表した.第一は,集合知による3次元動画の生成方式である.昨年度国際会議において発表し議論した内容を論文として発表した.第二は,すでに発表した相互資源交換モデルの応用として,ハイブリッド学習方式を発表した.第三に,同応用として,センサー情報資源を交換することによってデータ分析を即時に行う方法を,国際会議にて発表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1件の論文発表を行った.2件の国際会議発表を行った.また,学術専門書を1件の編集を行った.
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定どおり推進する.
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Causes of Carryover |
物品購入などよりも成果発表を優先した結果,20,631円が未使用となった.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
成果発表のための旅費や物品購入に使用する.
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