2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
26330396
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
梅村 恭司 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80273324)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 教育工学 / 映像配信 / マルチチャンネル映像 / 背景分離 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず,計画に沿った成果は2点ある。第一は,本研究の最大の着眼点である,授業の受講者が見たいシーンを選ぶことによる記録をとること,その多数決でシーンの選択を行ったビデオを評価することを行った。第2は,人物を半透明にする処理を具体的に利用する場合の効果の測定をおこなった。それぞれについて,有効性が確認できた。 次に多チャンネルの配信システムを作成することに関連する成果が2点ある。ひとつは,多チャンネルの配信/受信をするシステムを周囲にならべて表示をすることを運動の練習におうようしたものである。もうひとつは,多チャンネルの表示システムを,ものをつかって制御するものである。 最後に,画像処理を応用した成果がある。これは,ものを操作する映像を対象に,ものがどのように異動したかがわかりやすくなるな処理で,例題として将棋の試合の中継を取り上げたものである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
遅れの場所は,無線ネットワークでの性能がでないところが原因となっている。提案の着想で一番重要な,ユーザ参加による編集の実験をおこなうことはできたが,当初の予定とことなり,マルチチャンネルの映像はネットワーク配信ではなくて,ローカルに配置した映像を用いなければならなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は,編集/検索サーバの作成と評価であるが,設備などを見直し,マルチチャンネルの映像通信の環境について,機材を補強して再実装を行い,マルチチャンネルの映像の配信のシステムのあらたな構築を試みる。過去とちがうアプローチとしては,ブラウザ側では1度に1つのストリームしか表示しないが,そのストリームにながれる映像が,合成映像とするアプローチである。このようにすることで,ユーザの端末がわの実行時の負荷を低減し,ネットワークの負荷をさげることをする。また,UDPによるマルチキャストとTCPの通信を仲介するモジュールを追加実装することでも,ネットワークの負荷をさげることを行いたい。
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Research Products
(7 results)