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2017 Fiscal Year Annual Research Report

The difficulties for the environmental victims to be accepted their appeal by the courts in Peoples Republic of China

Research Project

Project/Area Number 26340118
Research InstitutionKobe City University of Foreign Studies

Principal Investigator

櫻井 次郎  神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (40362222)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywords中国 / 環境訴訟
Outline of Annual Research Achievements

2017年度は、訴訟の受理手続きが法的に整備されたことが実際の環境訴訟にどのような影響を与えているのか、また、これまでの研究によって明らかにされた新たな受理プロセスの問題、すなわち法的な訴訟受理手続きの前後に存在する問題に焦点を当てた追加調査を実施した。
2018年3月16日には湖北省武漢市の弁護士曾祥斌氏と面会し、曾氏が近年担当している環境訴訟におけるの最新状況、および受理プロセスについてヒアリング調査を行った。同月17日には、湖北省華中師範大学で開かれた環境サロンにおいて、環境訴訟に関するこれまでの研究成果を報告し、中国側参加者との意見交換を行った。
同月18日には北京の環境友好科学技術センターにてヒアリングを行い、近年の環境NGOが原告として提起した環境訴訟の受理状況についてヒアリング調査を行った。翌19日には中国公衆環境研究センターを訪れ、全国の環境NGOの活動状況に関するヒアリング調査を行った。同月20日午前には、中国で最も多くの環境公益訴訟を提起している中国緑発会を訪問し、訴訟担当をしている馬勇氏に緑発会が原告となって争っている環境訴訟の詳細についてヒアリング調査を行った。また、同日午後には北京大学法学院の環境法専門の汪勁教授、王社坤准教授と面会し、近年の環境訴訟の受理状況に関する変化について意見交換を行った。同月21日には全国の環境公害被害者に対して訴訟支援を行っている著名な王燦発教授(中国政法大学)と面会し、王教授が支援している環境訴訟の個別案件の詳細についてヒアリング調査を実施した。

URL: 

Published: 2018-12-17  

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