2016 Fiscal Year Annual Research Report
A cross-cultural comparison on the Japanese engineering higher education system in Asia
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26350258
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| Research Institution | Tokuyama College of Technology |
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Principal Investigator |
天内 和人 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (20390502)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫛田 直規 大島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (10109829)
吉田 政司 宇部工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (10370024)
国重 徹 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 教授 (50225174)
藤田 活秀 宇部工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (50390498)
北村 健太郎 徳山工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60380549)
一色 誠子 徳山工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80259936)
菊池 秋夫 八戸工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80353225)
高橋 愛 徳山工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90530519)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 技術者高等教育 / 質保証システム / 教育改革 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では，日本の技術者高等教育プログラムの達成度とその特徴を，近年発展の著しい東南アジア諸国（タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー等）の技術者高等教育システムと比較・検討し，アジアにおける日本の技術者高等教育の相対的な達成度及びグローバル化に対応するための課題を明らかとし，その特性を理解した上で，多くの日系企業が進出しているアジア諸国において日本の技術者がその強みを発揮するための技術者高等教育システムの確立を目的として実施された。
平成２８年度には、シンガポール及びマレーシアの技術者高等教育機関（大学工学部及びポリテクニック）の調査訪問を実施した。その結果，特にシンガポールでは、全ての講義が英語で実施され、またグローバルな視点から将来を考える視点の育成のためのカリキュラム改革、それに伴って教育の質保証システムの構築（Institutional Research手法の開発）、アクティブラーニングを中心とした教育方法の改革が急速に進み、既に教育レベルでは世界の最先端を進み ASEAN諸国における留学生受け入れのハブとなりつつある現状や、経済の急速な発展に伴い、これも高等教育改革を進めるマレーシアの教育改革の実態が明らかとなった。これらASEAN諸国の高等教育改革と比較し、山口県内において企業アンケート調査等を実施し、企業が要求する人材と、遅々として質保証システムの確立や教育手法の改革が進まない日本の高等教育におけるミスマッチが明らかとなった。
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