2017 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of the new surgical education using VR System and the 3D-Printing technology
Project/Area Number |
26350324
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
日高 重和 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (30380885)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹下 浩明 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (40380886)
永安 武 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80284686)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 内視鏡外科 / 外科教育 / アニマルラボ / Virtual Reaality System |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度以降の計画に沿って、外科教育トレーニングプログラムを行った。 1)豚臓器を用いたWet laboを年に2回に実施した。医学生3年生以上、研修医が参加した。電気メス、超音波凝固切開装置、バイポーラ・シーリング装置、自動吻合器、自動縫合器を用いる実習をおこなった。2)内視鏡トレーニングとしてDry Boxトレーニング 3)Virtual Reaal ity Systemによるトレーニングを行った。そして修練前後のタスク手技の成績を記録した。4)豚臓器をもちいたアニマルラボトレーニングを平成29年6月に東京サイエンスセンターにて実施した。修練医・研修医を対象とした。呼吸器外科2テーブルで肺葉切除術など、消化器外科2テーブルで腹腔鏡下胃切除術、開腹して吻合など再建手技を習得させた。5)実践的なアニマルラボコースを平成27年度から実施しているが参加者に好評であるため、平成29年度も実施した。対象は外科専門医を目指す5,6年目の若手外科医を対象とした。平成30年1月6日に八王子のM-TEC(オリンパス社) にて実施した。平成30年1月3日にAdvanced Training Center KAWASAKI (Medtronic社、神奈川県川崎市)にて実施。また4K画像システムの内視鏡と3D画像システムの内視鏡のそれぞれでの外科手技を施行して、その特徴を体感しトレーニングを実践した。6)3Dプリンタによる実態モデルを試作している。腹部大動脈瘤のモデルを作成した。研修医・若手外科医の練習モデルとして活用した。これらの内容を、日本臨床外科学会にて平成29年11月に「内視鏡外科時代のトラブルシューティングの外科教育プログラム」として発表した。また日本内視鏡外科学会にて平成29年12月に「内視鏡外科における基本手技の効率的な修練方法の検討」として発表した。
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