2014 Fiscal Year Research-status Report
製品個別化とアフターサービスの統合:顧客関係視点からの供給連鎖のモデル化分析
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26350413
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
倉田 久 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20508428)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | サプライチェーン・マネジメント / アフターサービス / 顧客満足 / モデル分析 / 製品設計 / 製販連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度には、本研究の目的である、製品個別化とアフターサービスの統合のモデル化を実現するために、論文執筆、学会発表、関連分野の研究者を招聘しての意見交換を中心に研究活動を実施した。 論文に関しては平成26年度中にはIJPR誌に一本発表できた。また、アフターサービスを考慮した製販連携の論文を執筆し、現時点ではQuantitative Marketing and Economics誌に査読審査中である。同時に、Decision Sciences Journal誌に査読審査中の消費者行動とオペレーションの論文もある。これらはモデル構築とそこから導き出される経営戦略示唆に着目した論文である。 学会発表においては海外での国際大会(POMS2014大会とDSI2014大会)に2回、国内で開催された国際大会(横浜国大でのAPDSI2014大会、広島大でのEAWIE2014大会)に2回、及び経営工学会の全国大会に1回参加し、研究発表を行うとともに他の研究者からの貴重な意見を得ることができきた。同時にConference Proceedingsを2本発表することもできた。 また、神戸大学、中央大学、Towson University(米国メリーランド州)から計3名の研究者を筑波に招聘し、講演をしてもらうと同時に、研究に関する論議・意見交換を実施した。 過去数年を比較して本年度は論文作成と学会報告に関して今までになく高い生産性を維持することができたと自負する。この事実は科研費による援助によるものである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
主たる目的である製品個別化とアフターサービスの統合のモデル化の論文は、当初の投稿先から却下の判断を受けてしまったがこれは想定範囲内である。研究の質を向上させ今後の論文採択を目指す。一方、学会発表とConference Proceedings公表は予想以上に進捗できた。全体として科研費支給1年目として妥当な進捗具合だと判断できる。
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Strategy for Future Research Activity |
計画書では製販連携研究に関する3つの課題の完成(モデル構築、戦略提案、実務への応用)を目指している。1番目と2番目の課題については論文完成と学会報告で十分な成果を出せた。同時に、投稿した論文2本は現在査読中なので平成27年度中の採択を目指したい。同時に、未着手の第3番目の課題、つまりモデル化分析結果とそこから導き出された戦略提案をいかに実務の世界に還元についての研究にこれから着手する。研究者に加えて実務家との連携や意見交換に注力していく。
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Research Products
(10 results)