2016 Fiscal Year Annual Research Report
Research of new optical fiber measurement system in slope
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26350448
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| Research Institution | Muroran Institute of Technology |
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Principal Investigator |
佐藤 信也 室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授 (00300963)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 歪みセンサ / 光ファイバ / 偏光 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本申請では従来のFBGセンサに付随する融着接続の必要性や、センサ毎に適切な張力を加える必要がある等の課題を解決し、土木・建築構造物の管理の高度化のための光ファイバセンサ技術を普及レベルに押し上げるための新しい歪みセンサシステムを開発する。光ファイバに歪みが加えられたときに、ファイバ中を通る光の偏光の変化を捕らえて、それを歪み量に換算する全く新しいセンサを開発することである。これまでに光ファイバ中の偏光の変化を検出する手法の振動センサなどは開発されているが、偏光の変化から光ファイバに加わる歪みを定量的に測定する技術は皆無である。
この手法では偏光測定器によって計測されたストークスパラメータの値を、ジョーンズ行列を用いた偏光の変化の理論値と比較することによって、ファイバに加えられた歪みを定量的に測定する。センサを複数個縦列に接続することによって、広範囲の測定が可能である。
この方法は偏光測定器で得られるストークスパラメータから歪み量を算出するため、測定経路における光のパワーのロスが測定に影響を与えないのが最大の特徴である。そのためセンサを複数縦続接続する際にも融着接続を行う必要が無く、コネクタ接続で良いため、設置および修復時における施工性が大幅に向上でき、またセンシング範囲を拡張することも容易に行える。測定に必要な機器は、パルスレーザ光源と偏光測定器およびオシロスコープとPCがあれば可能であり、従来のFBG法やBOTDR法と比較してコスト面でも大幅に有利である。
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Research Products
(3 results)
