2014 Fiscal Year Research-status Report
スチーム・フット・スパの心不全・高血圧の改善効果及び認知機能改善効果の検証
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26350579
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
小池 好久 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (20368723)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加納 良男 吉備国際大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70116200)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | スチームフットスパ / 自律神経バランス / 末梢血管健康度 / 生活の質 / 抑うつ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年1月より,在宅高齢者で要支援1以上の方(12名)及びその家族(4名)を対象に,スチームフットスパ(パナソニック製;EH2862P-W)を4週間(週5日以上・1回20分)現在継続して使用してもらっている. 評価方法は,施行期間の前に,WHOが作成したQOL26とGeriatric Depression Scale(GDS)を用い,生活の質及び抑うつの検査を行っている.生理機能の指標としてTAS9-VIEWを用いて,①自律神経バランス分析,②末梢血液循環分析を行い,そのほかの生理機能指標としてに③血圧,④鼓膜周辺温の計測を行っている. QOL26とGDSは,4週間のスチームフットスパ施行終了後に再度検査し,前後の対比を行う予定である.生理機能の評価①~④に関しては,その後,1週間ごとに計測(1人当たり計5回)全体を統計にかける予定である. 年度を越えた,平成27年5月には,全員の評価が終了し,全体を統計にかける予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
血管内皮機能を計測するためのEndo-PAT2000の購入が,11月となったため,臨床での研究のスタートが27年1月にずれ込んだ.
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Strategy for Future Research Activity |
血管内皮機能を計測するためのEndo-PAT2000は,高齢者には負担が大きすぎ,対象者全員に使用することが困難であった.そこで,20歳から50歳程度の方数十名を対象に,現在使用しているTAS-9VIEWの末梢血液循環分析と自律神経バランスの分析結果と,Endo-Pat2000の血管内皮機能の分析結果とを統計(相関)にかけ,血管機能の改善としTAS-9VIEWを使用できるかどうか整合性を図る.
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