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2018 Fiscal Year Annual Research Report

The Develpoment and Practice of Communicative Education for Training Japanese Lifesavers

Research Project

Project/Area Number 26350729
Research InstitutionRyutsu Keizai University

Principal Investigator

立川 和美  流通経済大学, 社会学部, 教授 (70418888)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小粥 智浩  流通経済大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20358774)
稲垣 裕美  流通経済大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20433568)
小峯 力  中央大学, 理工学部, 教授 (60382826)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywordsライフセービング / コミュニケーション / ライフセーバー育成
Outline of Annual Research Achievements

今年度は研究の最終年度として、これまでの研究の総まとめと今後の研究の方向性についての確認を行った。
具体的には、まず、昨年度作成したライフセーバー育成に直結するコミュニケーション教材(ボードレスキューを活用したミニシナリオ)の内容について、スポーツ科学の領域から分析を行い、その内容を精緻化した。特に、救命現場で活動状況にあった表現(言い回し、タイミングなど)、また救助の際に用いるライフセービング専門用語などについて検討を重ね、より実際での応用性を高める作業を進めた。さらに、近年、国内における自然災害の多様化(地震、風水害等)に鑑み、言語学の視点から、防災活動におけるコミュニケーションについて調査、研究を行った。ここでは、日本国内の防災への意識付けや防災活動がどのように行われているのを調査し、その問題点を明確化した。加えて、防災活動や救助活動の中で、どのような日本語コミュニケーションが行われ、発信者および受信者の行為や意識にどのような効果を持つのかについて、ハイコンテクスト文化に裏付けされた日本語談話の特徴をもとに分析を進めた。
この他、昨今の在留外国人の増加に伴い、救助活動において対外国人に対する多様なケースが想定されることから、ライフセーバーにはより高度なコミュニケーション技術が求められる。そこで、在留外国人が持つ防災意識の実態や防災活動の経験、災害時のコミュニケーションに関する知識や能力に関する調査、自治体発行のマニュアルに見られる防災や救助における英語・中国語表現の調査を行い、その問題点を指摘した。
今後の研究活動に関しては、我が国のライフセーバー育成の現状と救助活動の実際に即した形で、様々な救助の際のコミュニケーション能力を多面的に育成していくための方法論・教材の開発を進めていきたいと考えている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2019 2018

All Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] 防災知識を実際の行動へつなげる日本語学習2019

    • Author(s)
      立川和美
    • Organizer
      第16回沖縄県日本語教育研究会大会
  • [Presentation] 中上級レベルの留学生に対する災害時の自助力と共助力の育成:防災マニュアルを活用した防災知識の発信2018

    • Author(s)
      立川和美
    • Organizer
      第21回英国日本語教育学会年次大会
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2019-12-27  

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