2015 Fiscal Year Research-status Report
タレント発掘された子供の育成環境と発掘事業参加による精神面への影響調査
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26350784
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Research Institution | Heisei International University |
Principal Investigator |
久保 潤二郎 平成国際大学, 法学部, 講師 (10360728)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 発育発達 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、まずスポーツ選手のタレント発掘選考結果に及ぼす誕生月の影響を調査した。対象は、埼玉県「彩の国プラチナキッズ」発掘育成事業に参加した小学校4年生であった。プラチナキッズとして認定された子供の誕生月は、4月~6月生まれが男女とも8名だったのに対し、1月~3月生まれは、男子で1名、女子は0名であった。その他、この事業に参加する時点で早生まれの児童が少ないという現状もあり、誕生月の影響を強く受けることが明らかとなった。また、発掘された子供の育成環境の調査は、昨年度から引き続き調査中である。さらに、タレント発掘された子供の運動能力の調査の一つとして、Novel社製足圧分析器を用いている予定でいるが、分析方法について検討中である。タレント発掘された事での子供の精神面への影響は、さらに調査方法を検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
足裏を測定する機器が変更になったため、その指標と出力方法が定まっていない。予定していた以上に難しい面がある。また、タレント発掘された事での子供の精神面への影響は、調査方法の検討と調査時期の調整で時間がかかってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
足裏を測定する機器の出力方法を決定する。その上でタレント発掘事業の中のどの時期に測定するかを検討し、実施する。あわせてタレント発掘された事による精神面への影響を調査する時期を検討する。その他、発掘された子供の育成環境の調査は、アンケートに加えて、聞き取り調査も実施していく。
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Causes of Carryover |
Novel社製足圧分析器を用いた測定のデータ出力方法および分析方法が確定していないため、実際の測定を実施出来ずに、計画通り進まなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
全ての分析方法、測定方法を確定し、昨年度までの遅れを、取り戻すよう実施していく。そのため測定にかかる諸経費でこれまで支出されなかった分を、今年度使用する事となる。
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Research Products
(1 results)