2015 Fiscal Year Research-status Report
幼児の生活実態に応じた5歳児向け健康教育カリキュラムの開発
Project/Area Number |
26350830
|
Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
佐見 由紀子 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (40725868)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 5歳児学年 / 生活実態 / 健康教育カリキュラム |
Outline of Annual Research Achievements |
1年目に行ったアンケート調査結果のデータ入力・集計を完了し、結果の全体像の把握と考察を行った。 このデータを幼稚園教諭向け、保護者向けの両方に発信する場合を想定し、両方の読者に向けてデータの公表の仕方について慎重に検討を行った。 保護者にとっては、子育てで悩んでいることや、理想の子育て像と現実とのずれを意識してもらうことができ、幼稚園教諭にとっては、子どもへの支援のあり方や、保護者支援をどう進めたらよいかについて意義のある提案ができると考えられる。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データの入力等に時間がかかったこと、研究棟の改築などで研究室等の引越しを行い、研究を一定期間停止しなければならない状況が発生したことが影響している。
|
Strategy for Future Research Activity |
集計したデータをもとに、分析を行い、論文化し、結果と分析について公表するとともに、分析結果を都内の公立幼稚園に配布することで幼稚園教諭に発信する。保護者向けには直接発信できる方法を探るとともに、健康教育に関わる養護教諭向けの雑誌に結果を掲載してもらえるよう働きかける予定である。
|
Causes of Carryover |
1年目の計画で、アンケートの対象者側の都合で、年度の終了に近づいてから実施となったこと、回収に時間がかかったことから、2年目にアンケートの入力をスタートさせた。2年目は研究棟の改築などで研究室等の引越しを行い、研究の進行状況が当初の予定より大幅に遅れることとなった。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
分析結果の学会投稿費用、報告書の印刷費、郵送費、学会参加旅費、インタビュー旅費、分析結果分析のためのパソコン、資料を保管するロッカー購入等に使用する予定である。
|