2016 Fiscal Year Research-status Report
幼児の生活実態に応じた5歳児向け健康教育カリキュラムの開発
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26350830
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
佐見 由紀子 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (40725868)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 健康教育カリキュラム / 5歳児 / 生活実態 |
Outline of Annual Research Achievements |
東京都内の公立幼稚園(こども園を含む)に在園する5歳児の保護者及び担任教諭を対象とした質問紙調査結果について、引き続き分析を行った。 また、5歳児を対象とした健康教育内容の実践例を文献より収集した。その上で、保護者が望む健康教育内容の中で、担任が健康教育を実施していない内容について、そのずれが生じている要因や、保護者の望む内容の中やその他の内容の中で、指導する必要のあると考えられるものについて、都内国立幼稚園に勤務する教諭2名にインタビュー調査を実施した。 質問紙調査に協力してくれた幼稚園に郵送する調査結果用紙に、担任教諭として把握しておくべき子どもの生活実態についてと、担任教諭から保護者に指導してもらいたい生活実態についてを区分してまとめる方向で内容の整理を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
学生指導や学内業務、及び研究棟の改修工事により、当初予定していた作業を十分に実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙調査から得られた5歳児の生活実態の結果について、調査協力園に報告する。また、幼稚園教諭へのインタビュー調査、小学校の養護教諭へのインタビュー調査を行い、5歳児を対象とした健康教育内容構成案を作成する。
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Causes of Carryover |
学生指導や学内委員、研究棟の改修工事に伴い、研究に遅れが生じたため、次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
幼児や保護者を対象に実施する健康教育を試行するための教材や健康教育を実施した後の分析を行うソフト、文房具、健康教育試行の記録起こしやインタビュー記録起こしのための謝金として使用する。
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