2015 Fiscal Year Research-status Report
体育大学生の睡眠の量と質－抑うつとの関係およびQOLに及ぼす影響
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26350837
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| Research Institution | National Institute of Fitness and Sports in Kanoya |
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Principal Investigator |
添嶋 裕嗣 鹿屋体育大学, その他部局等, 教授 (00295239)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 和人 鹿屋体育大学, その他部局等, 教授 (50170494) [Withdrawn]
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 睡眠障害 / 抑うつ / 健康関連QOL / BDNF / 体育大学生 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
1）体育大学新入学生の睡眠状況と抑うつ状態との関連
体育大学新入学生を対象として、昨年度に引き続き入学時に主観的睡眠の質を評価するPittsburg Sleep Quality Index (PSQI)と抑うつ状態を評価するベック抑うつ質問票（Beck Depression Inventory-Second edition, BDI-II）、及び健康チェック票THI (Total Health Index) に回答してもらった。平成26年度と27年度新入学生357名（男263、女94）のデータにより、PSQIスコアを目的変数として重回帰分析（ステップワイズ法）を行った。その結果、睡眠状態に関連する要因として、男子ではTHI下位尺度の抑うつ、目と皮膚の症状及び生活不規則性が、女子ではSF36下位尺度の全体的健康感が採択された。体育大学新入学生の睡眠状態は、男子では抑うつを含む主観的健康状態と、女子では健康関連QOLと関連していることがわかった。
2）体育大学生の睡眠障害の有無・程度・種類の評価
PSQIにより主観的睡眠の質を評価し、同時に、携帯型加速度センサーActigraphを１週間装着することにより、睡眠・覚醒状態を客観的に評価した。この研究は次年度まで継続する予定のもので、本年度までに目標症例数100名のうち50名強の測定が終了した。解析は、次年度測定終了後に実施する予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1）体育大学新入学生の睡眠状況と抑うつ状態との関連
データ収集は完了した。学会発表も行っている。論文作成に向けて、詳しいデータ分析と文献検索を行っている。
2）体育大学生の睡眠障害の有無・程度・種類の評価
本年度までに症例を70名程度集める予定であったが、まだ53名しか測定できていない。
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| Strategy for Future Research Activity |
2）体育大学生の睡眠障害の有無・程度・種類の評価
目標症例数に達するために、次年度は50名程度のデータ収集が必要となる。Actigraphは４台しか保有していないため、測定できるのは週に4名のみである。そのため、次年度は、できるかぎり早い時期より測定を始める予定である。
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