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2016 Fiscal Year Annual Research Report

Dance analysis based on perceptual performativity

Research Project

Project/Area Number 26370160
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

渡沼 玲史  一橋大学, 大学院法学研究科, 助手 (50419751)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords舞踊 / ダンス / 知覚の効果 / 実験的創作法
Outline of Annual Research Achievements

平成28年度は、音楽と動きの関係を実験的に探求する公演活動の視察、収集した動画素材の編集・変更、音楽素材との同期などの実験を行うとともに、新たな実験素材を取得のための即興ダンスの撮影、その映像を使った実験などを行った。
公演活動の視察に関しては、音楽と動きの関係を実験的に探求する振付家の一人であるフォーサイスのプログラムをパリ・オペラ座バレエ団に視察し、更にフォーサイスが教鞭をとる南カリフォルニア大学での教育内容のプレゼンテーションも視察した。
動画素材の編集・変更は以下のような方法を用いて知覚の効果が変化するかどうかを検証した。(1)音楽の差し替え(2)音楽のタイミングを前後にずらす(3)音楽の速度は固定したままで動画の速度を変更する(4)音楽を差し替えた上で動画の速度を変更する。また効果の検証に際しては、可能な場合は二つの以上の条件の動画を一画面で表示する編集を施し比較するなどしながら分析手法の確立を目指した。しかし、既存の素材を用いる限り単独の効果を取り出すことは難しく、音楽も編集の際にポイントとなる部分が複数あるため複数の動画に適用するのがとても難しい。
上記のように既存の動画の編集には限界がある上、研究発表上の制約もあることから、新規に全く新しいダンス動画を撮影した。多様な種類の動きが撮影できること、また研究発表に使いやすい文字データが使えることを勘案し、国際的に活躍する振付家・ダンサー一人に依頼し、オノマトペを提示して即興で踊っていただき197の動画を撮影した。またその動画を素材として予備的な心理実験を実施し、その有効性を確認した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 知覚の効果に基づく舞踊の研究2016

    • Author(s)
      渡沼玲史
    • Organizer
      第三回舞踊研究会
    • Place of Presentation
      専修大学(東京都千代田区)
    • Year and Date
      2016-08-24 – 2016-08-24

URL: 

Published: 2018-01-16  

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