2014 Fiscal Year Research-status Report
インド映画における女性性の表象~映像学・映画製作論的研究~
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26370191
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
赤井 敏夫 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00192873)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 映像学 / インド映画 / 南アジア / 女流監督 |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年度は収集した資料の検証を進めると同時に年度末に開催を予定していたシンポジウムのための準備期間に充てた。 2015年1月15日より渡印、16日にバンガロール(カルナータカ州)でCentre for Study of Culture and Society研究員SV・シュリーニワースと面談してシンポジウムに関する学術的助言を得たのち、19日にチェンナイ(タミルナードゥ州)において招聘者ローヒニーと、20日には同じくチェンナイにおいてニティヤ・メーネンと面談し、シンポジウムの細部を確認、開催日を2015年3月21日と決定し、講演タイトルをIndian Cinema as Actresses See It; From the Mother India to an Urban Love Romance Heroin, Feminist Representation in Indian Filmsとした。 同年3月上旬より広報用サイトを開設し(http://indian-actress.org)、ポスターおよびチラシを作成して関連学会、在日印僑コミュニティを介して配布、またSNS等を通じて広報を行い、広く一般に参加を呼びかけた。同年3月20日に来日した招聘者2名と神戸市内で会談し最終的確認を行った。 同年3月21日に本務校ポートアイランド・キャンパスB号館301号教室にてシンポジウムを開催、90名を越える参加者を得て、研究代表者と招聘者の3名で午後1時より2時間半にわたるディスカッション(会場からの質疑応答をふくむ)を行った。シンポジウムの過程は外部業者に委託して映像記録として編集保存した。保存した音声データを元に現在文字起こしを行っており、成果報告と同時に上記サイトで公開する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
シンポジウム招聘者2名との情報交換を綿密に保てたこと、また開催予定期間に遅滞なく招聘できたこと、また現地研究者から適切な助言を得ることができたことの3点。
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Strategy for Future Research Activity |
申請時の予定通り文献研究と聞き取り調査の2つの調査方法で進めてゆく。 後者に関しては2015年にヒロイン映画をリリースする予定のグナセカール監督と主演女優アヌーシカ・シェッティに聞き取り調査を行うべく、コンタクトの方法を探っている段階である。 これと同時に初年度のシンポジウムの成果を学会発表し学術上の指摘や助言を仰ぐ。 本研究用に開設したウェブサイトで初年度に開催したシンポジウムの内容を公開する。
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Causes of Carryover |
シンポジウム開催が年度末となったため同時通訳代や学生アルバイト代など一部の経費が執行できなかったので次年度に繰り越した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
上記の未執行の経費を今年度で執行する。
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Remarks |
シンポジウム告知用のサイト。今後これを拡大して研究成果を公表してゆく。
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