2016 Fiscal Year Research-status Report
インド映画における女性性の表象~映像学・映画製作論的研究~
Project/Area Number |
26370191
|
Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
赤井 敏夫 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00192873)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 映像学 / インド映画 / 南アジア / 女流監督 |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年度は最終年度に相当し研究結果を総合し公開する予定であったが【現在までに進捗状況】に記すような理由からこれを達成できなかった。 2014年度開催の国際シンポジウムは英文にて文字起こしを行いそれを和訳した。最終チェックにかかっている。 2016年9月に渡印し複数映画地関係者に取材する予定であったが、訪問先のベンガルールにてバンド(ゼネスト)が発生したため大半をキャンセルせざるを得なかった。 2016年11月に2015年度インド映画最大のヒット作であるBaahubali, the Beginningのプロデューサー、ヤーラガッダ・ショーブが同作の日本公開のプロモーションのため来日したため、同月3日に京都文化博物館にて取材した。 これまでの研究成果の一部を論文"Still the Land of Gold?: a Study of Japan’s Reception of Indian Cinema and the Predominance of Regional Films in Creating a Mass Market"にまとめた(掲載予定)。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2016年度4月より本務校で役職に選出され当初計画のエフォートを配分することができなくなったため、科学研究助成事業(学術研究助成基金助成金)補助事業期間延長願を日本学術振興会に提出し、2017年3月に受理された。
|
Strategy for Future Research Activity |
国際シンポジウムの成果報告をウェブ公開する。 2016年度中に得た知見を学会発表、学術論文で公開し学術上の指摘や助言を仰ぐ。
|
Causes of Carryover |
事業期間の延長を2016年度に申請し認められたため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
2015年度国際シンポジウムのウェブ公開 国内学会(日本映像学会)出席 国内にてラウンドテーブル型の小規模シンポジウムの開催
|