2016 Fiscal Year Annual Research Report
A comprehensive study of visual poetry in France from the 16th to the 21st century
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26370353
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
MARIANNE SIMON・O 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70447457)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
月村 辰雄 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50143342)
中地 義和 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50188942)
野崎 歓 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (60218310)
塚本 昌則 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (90242081)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 視覚詩 / ピエール・アルベール・ビロー / ピエール・ガルニエ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、文字の視覚性を生かして視覚詩を中心に、新たな角度から文学とイメージの深い関係を考察することを目的とする。平成28年では、次の成果を得ることができた。 まず、視覚詩の詩人ピエール・ガルニエに関しては、2016年10月にTours大学で開かれた国際シンポジウムにて研究発表をした。また、『ピエール・ガルニエと日本』(箱入り2冊、合計950ページ)はL’herbe qui tremble社から2016年12月に出版された。2018年に水声社から出る予定の日本語訳を準備中である。 次に、ピエール・アルベール=ビローに関しては、さまざまな活動を行った。2016年2月に出版された子供向けの詩集『Gouttes de poesie』(Motus社)を編集をし、刊行した。フランスの大手文学雑誌『Europe』誌のピエール・アルベール=ビロー特集号のために16人の論文の原稿を編集(共編、2016年4月に出版)した。2017年5月4日・5日にフランスのノルマンディにて開かれる国際シンポジウムの準備をし、ピエール・アルベール=ビローの生涯と作品を紹介するブログを制作した(https://pierrealbertbirot.wordpress.com/)。 国際交流という点では、フランス人、日本人、韓国人の専門家による論文を集め、オンライン雑誌『Textimage』の特集号(8号、共編)に発表した(https://www.revue-textimage.com/sommaire/sommaire.htm)。また、東京大学で二つのイベントを主催した。2016年4月9日にジュリアン・ブレーヌというフランス人の詩人を囲んで、日仏イベントを主催した。2016年5月21日にアンヌ=マリー・クリスタンに捧げる国際シンポジウムを主催し、その原稿を編集した(2018年に水声社から出る予定)。
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Research Products
(30 results)