2016 Fiscal Year Research-status Report
メタ言語能力の発達過程の解明とそれに対応した言語教育システムの開発
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26370499
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
大津 由紀雄 明海大学, 外国語学部, 教授 (80100410)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | メタ言語能力 / 言語教育 / 母語 / 外国語 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、メタ言語能力の発達過程を文献調査と実験により解明し、その結果をもとに、メタ言語能力の発達過程に対応した言語教育システムを開発することを目的とするものである。さらに、研究成果の社会への還元を目的に、教員を対象としたワークショップ及び一般を対象とした講演会を定期的に開催する。 今年度の研究成果として、以下がある。①メタ言語能力の発達に関する文献調査と実験を行い、6歳児に文構造を対象としたメタ言語能力の萌芽があることを確かめた。②小中高の教員の協力を得て、メタ言語能力の発達過程に対応した言語教育システムの開発を継続した。③教員を対象としたワークショップ及び一般を対象とした講演会を定期的に開催した。④研究成果を論文及び一般向けエッセイとして発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
文献調査、実験、講演会・ワークショップの開催、論考等の公刊など、すべてほぼ予定どおり進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画どおり、これまでの研究成果の整理と今後の課題の明確化、および、成果の社会への還元を継続する。
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Causes of Carryover |
購入希望の研究図書が平成29年度以降の販売となったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究図書の購入
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Research Products
(13 results)