2016 Fiscal Year Research-status Report
日本の言語景観改善―自動翻訳を活用する多言語表示作成マニュアルの開発―
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26370521
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
米岡 ジュリ 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50191656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Tomei Joseph 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50310032)
齋藤 智恵 帝京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50458402)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 多言語表記 / 自動翻訳 / 災害管理 / イージー ジャパニーズ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度、熊本・栃木のホテル、レストラン等での実験に基づき、ウェブサイトの改善を図ると共に、ウェブサイトに伴う自動翻訳活用の多言語表記作成マニュアル(e-book)を完成する予定でした。しかし、熊本地震により海外観光客もグッと減り、ホテル等も被害にあい、研究者本人も大学も大いに被害を受けた。よって、研究を進める状況ではなかったので、完成年度を伸ばす申請を受け、29年度の完成に向けて研究を進めています。 とはいえ、熊本地震を機会に、熊本市や県の多言語ホームページの災害対応を分析し、緊急時の自動翻訳問題(特に場所の固有名詞と災害専門用語)を確認することができた。災害管理の言語問題に着目し、災害時の国際コミュニケーションツールとして着目を集めているイージー・ジャパニーズ(弘前大学人文学部社会言語学研究室2013年他)の研究成果を、本研究の日本語を編集するための適切さも分析している最中で、その成果も本研究に応用する予定である。また、データーベースに災害専門用語「外国人用地震災害基礎語彙100」を加える予定である。そして、米岡・斎藤の関連する研究(公衆トイレの多言語表記)を論文に完成し、研究報告もできた。 また、多言語表記作成マニュアル(e-book)を作成するため、wikiのウェブサイト (http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~judy/cgi/pmwiki/pmwiki.php?n=Main.EbookContents)を立ち上げ、構造も大まかできつつある。役割分担を決めるところに至っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本来、平成28年度が完成年度となるべきでしたが、4月14日熊本地震発生により大幅に遅れました。熊本地震発生により、熊本学園大学も大いに被害を受け、授業が夏休みに食い込み、研究者(米岡)も家を失い、精神的に苦しい状況にあった。また、研究対処とするホテル等も非常事態にあり、実験をお願いすることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
データベースの追加など、ウェブサイトの改善を進めながら、28年度にwikiのウェブサイト (http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~judy/cgi/pmwiki/pmwiki.php?n=Main.EbookContents)を利用し多言語表記作成マニュアル(e-book)の役割分担を決めて、下書きを完成することと、予定していたホテル、レストラン等を対象にした災害時を含む「緊急翻訳」のためのミニーワークショップを数回開催する予定である。その成果により、ウェブサイトと共にe-bookの改善を図り、年度内に解放する予定である。
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Causes of Carryover |
熊本地震のため、研究計画を進めることが出来ませんでした。多言語表記作成マニュアル(e-book)の実験を対象とする予定の施設(ホテル、店舗など)のほとんどの経営者も被害を受け、対応をお願いすることが不可能でした。研究者自身の住宅も半壊で解体され、現在も生活が整えていない状態です。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
データベースの追加など、ウェブサイトの改善を進めながら、28年度にwikiのウェブサイト (http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~judy/cgi/pmwiki/pmwiki.php?n=Main.EbookContents)を利用し多言語表記作成マニュアル(e-book)の役割分担を決めて、下書きを完成することと、予定していたホテル、レストラン等を対処にした災害時を含む「緊急翻訳」のためのミニーワークショップを数回開催する予定である。その成果により、ウェブサイトと共にe-bookの改善を図り、年度内に解放する予定である。
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Remarks |
http://www.higosign.com/はhttp://jdjuice.sakura.ne.jp/signage/translate/の本番ですが、多言語翻訳機能はまだ完成していません。
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Research Products
(7 results)