2017 Fiscal Year Annual Research Report
Improvement of Japanese Linguistic Landscapes: Development of a Manual for Creation of Multilingual Signage using Online Translation Sites
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26370521
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
米岡 ジュリ 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50191656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Tomei Joseph 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50310032)
齋藤 智恵 帝京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50458402)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 自動翻訳 / 言語景観 / 標識・看板 / 多言語データベース / 多言語翻訳 / 自動翻訳活用法 |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年度、本研究の完成に向けて、higosign自動翻訳活用法を採用しているhigosign.comの立ち上げと共に「The Higosign Method: Effective Use of Automatic Translation Websites to Create Multilingual Signage」(英語版のe-book)の原稿を完成し「Higosign 自動翻訳活用法~自動翻訳を活用した多言語表示作成マニュアル~」(日本語版)の翻訳も仕上げました。第1章では表示とは何か、またその役割について考えます。第2章では表示を様々なタイプに分類し、その特徴を考えます。第3章では、ウェブ上の翻訳機能の問題点に注目し、間違い表示を避けるために、どのように日本語を調整すればいいのか、具体的に見ていきます。第4、5章では、Higosignの機能について紹介します。日本語版・英語版のE-bookをPDF化し、higosign.comに公開しました。 Higosign.comは、実験版のhttp://jdjuice.sakura.ne.jp/signage/translate/ にあったデモ版を改善したものです。主な改善とは、1)「元の日本文」と「作業中の訳文」を常に見れるウィンドーの追加、2)4か国語データベースをより見やすくするため、日英、日中、日韓の3つのデータベースに分解、3)最後にタイトル、挨拶、イラストを選択して、簡単な多言語看板を作成できるような仕組みの追加。また、ウエブサイト内の4か国データベースに、熊本地震の経験を活かし、災害用語100語(弘前大学人文学部社会言語学研究室 2013)を利用した例文を作り、英語・中国語・韓国語の訳文を加えました。
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Research Products
(7 results)