2014 Fiscal Year Research-status Report
L1/L2 use by students of German during classroom activities
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26370626
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
HARTING AXEL 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (80403509)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉満 たか子 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (20403511)
岩崎 克己 広島大学, 外国語教育研究センター, 教授 (70232650)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 授業法 / カリキュラム論 / ドイツ語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本科研プロジェクトの計画初年度には、主として、他の教員の授業参観をし、教員並びに学生に対してクループ作業やパートナー作業の際の言語使用に関する聞き取り調査を行った。この授業参観と聞き取り調査の目的は、そのような作業の際に学習言語の比率を高めようとした場合、授業を行う際にどのような問題が生じるかについてより正確な知見を得ることであった。上記調査に加え、教科書分析も行った。具体的には、日本でよく使われているドイツ語教科書の中から20 個を抜き取り調査するという形で、どの程度の範囲でまたどのような方法論的なアプローチのもとで協同学習のための練習課題がその中に含まれているかに関し て調査した。さらに、研究代表者自身の授業において予備研究も行った。具体的には、学習者のグループ作業やパートナー作業を録音機を使って録音し、TAの協 力を受けてそれらを書き起こし、これらの活動における言語使用を分析した。これらの調査の暫定的な結果に関しては日本独文学会(2014年5月千葉)ならびに JALT大会(2014年11月筑波)で発表した。その際に得られた他の研究者からの意見を通して、来年度における研究方向に関する示唆を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ分析の量が多かったこと、さらに、他大学での調査前に本大学で準備調査を行う必要があり、調査方法を変えたため。
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Strategy for Future Research Activity |
本大学の研究分担者2名とともに授業のデータを集め、分析を行う。その結果によって、他大学の調査の計画を立てる。
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Causes of Carryover |
I didn't use as much budget as I planned in this year, because I decided to conduct the current step of my research at my own university, and not as originally planned at other universities. So I did not need to use as many travel expenses.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
This year I am planning to analyse the data which I will collect at my own university with the help of students. Since the data to be collected will be quite extensive, I might need the budget for that purpose.
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Research Products
(8 results)