2016 Fiscal Year Research-status Report
自己決定理論を越えて-日本人大学生EFL学習者の動機づけ理論とその応用-
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26370705
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
阿川 敏恵 順天堂大学, 医学部, 准教授 (90409805)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 動機づけ / 自己決定理論 / 日本人大学生EFL学習者 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の研究計画に沿って順調に研究活動を行い、主に3つの実績をあげることができた。 まず、27年度に実施した質問紙本調査の論文を投稿中であったが、それが採択され、29年3月発行の国内全国紙に掲載された。つぎに、同じく27年度中に実施した教育的介入研究についても、その結果をまとめ、国際大会(会場は日本国内)で口頭発表することができた。さらに、この教育的介入研究の論文を執筆し、国内全国紙に投稿することができた。(この論文は、29年度に入って採択の通知を受け取っている。)
また、動機づけに興味・関心を持つ研究者と大学院生の集まる研究会にて、本研究プロジェクトの大きな流れについて発表し、意見交換を行うなどの活動もおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集と分析、ならびに学会発表については、当初の計画よりもむしろ速いスピードで進めることができた。 教育的介入の結果をまとめた論文については、28年度末に査読結果が届き、一部修正を求められた。(29年度に入って修正版を提出し、採択の知らせを受けている。)
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Strategy for Future Research Activity |
教育的介入の結果をまとめた研究論文について、出版に向けた作業を進める予定である。
また、この介入研究については、29年の夏に国内学会(全国大会)でシンポジウムを行う予定である。
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Causes of Carryover |
投稿中であった論文の査読結果を待つ必要があり、修正や出版に掛かる費用を28年度中に請求することができなかったため。
介入研究の結果について、28年度に学会で発表したが、更に翌年の29年度に行われる国内全国大会にてシンポジウムを行ってはどうかとのお話をいただいた。これに参加することにしたため、学会出張に掛かる経費を29年度に入ってから申請できるよう、資金の使用について見直しをおこなったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
論文の修正は29年度初めに終了しており、英文校正費等を計上する予定である。
シンポジウムの準備(共同でシンポジウムを行う他の研究者との事前打ち合わせとリハーサルを含む)ならびに、学会参加に掛かる費用を計上する予定である。
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Research Products
(2 results)