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2015 Fiscal Year Research-status Report

意味重視の読みと言語形式への注意

Research Project

Project/Area Number 26370719
Research InstitutionKansai University

Principal Investigator

名部井 敏代  関西大学, 外国語学部, 教授 (20368187)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉澤 清美  関西大学, 外国語学部, 教授 (80210665)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywordsフォーカス・オン・フォーム / 意味中心の読み / クローズテスト / think-aloud
Outline of Annual Research Achievements

二年目にあたるH27年度は、参加者3名程度のデータを集中的に分析し、ケーススタディとして発表する計画であった。
2014年度後半から大学院生研究アシスタントの協力を得て、引き続き行っていた、参加者の発話データの書き起し作業は、2015年11月にほぼ終了した。その後、研究参加者が行ったクローズテストの結果分析を行った。
2016年3月現在、参加者8名の発話書き起しデータの分析を集中的に行っている。具体的には、リーディング作業中の学習者意識が「意味中心」か「形式中心」かのパターン分析、学習者の個人的背景の分析を集中的に行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

発話データの書き起しはほぼ終了し、クローズテストの結果分析も終えたが、初期の計画で完了する予定だった初期データ分析とケーススタディ執筆は、まだ終了していない。
遅延の原因は、参加者の発話データ書き起し作業に想定していた以上の時間がかかったこと、および研究者2名が校務のため年間を通じてデータ分析のための共同ミーティングを持つ時間をなかなか捻出できなかったことが上げられる。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画から数ヶ月の遅れがあるが、研究参加者の数名に絞った発話書き起しデータ分析は2016年5月に完了する見込みである。次年度は最終年度なので、秋の学会で口頭発表できるよう、まず5月末までにケーススタディをまとめる予定である。その後、事前・事後試験の結果とThink-aloudデータがそろった参加者対象のフルスケールの分析結果を、3月までにまとめたい。

Causes of Carryover

先の計画では、年度内にケース・スタディを発表するため学会への旅費、英語論文校正謝金を計上していたが、実際には分析作業が遅延したため学会発表を行うことができなかった。また、模索していた国内外の応用言語学者とデータ分析および解釈についての議論の機会も、具体的な計画にまとまらず、次年度使用額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度分として請求した助成金と合わせて交付される研究費は、現在応募予定の国際学会に研究者2名で発表するための出張、及び英文論文の校正謝金に使用する予定である。

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Published: 2017-01-06  

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