2014 Fiscal Year Research-status Report
英語多読が読み・語彙・情意の諸側面に及ぼす影響はどのように関係しているか？
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26370721
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| Research Institution | Kobe City College of Technology |
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Principal Investigator |
今村 一博 神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (70632826)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 多読 / 読みの速さ / 読みの正確さ / 語彙の広さ / 語彙認識の速さ / 読解ストラテジー / 英語及び英語学習に対する態度・動機づけ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、英語多読が読み・語彙・情意の諸側面にどのような影響を及ぼすか、またそれらの影響の相互関係等を研究することを目的とする。そこで、本年度は、文献調査、及び使用するテスト、質問紙、装置の検討、作成・修正等を行った。文献調査に関しては、参考となる文献を見つけることができ、成果があったが、時間が許せばさらに調査を行いたい。語彙に関しては、速さ・広さ・深さを調査するが、一部のテストはさらに若干の改良が必要だと考えられる。読みに関しては、速さ・正確さ・ストラテジー等を調査するが、これらの作成・検討は全体としては順調に進んだものの、やはり一部のテストに関しては、細部での改善が必要である。情意面に関しては、英語・英語学習に対する態度・動機づけを調査するが、自分自身の先行研究で使用した調査用紙を検討し、一部改良した。
本研究は上述のように多読に関する包括的研究であり、今年度、論文では、関連する多読に関する質問紙調査に関して2編の論文、多読の基礎的研究となる「語彙及び読みに関する諸側面の相互関係」に関して1編の論文、計3編の論文(全て査読付)が学会研究紀要等に掲載された。また口頭発表を1回行った。
平成27年度は、実際に課外での多読指導を行い、26年度に準備した各種テスト・質問紙を多読期間前後に実施する予定である。そのため、さらに改良を必要とするテストに関しては、年度当初に完成し、できるだけ万全を期して縦断的研究を開始したい。現在のところ、大きな予定変更は計画していない。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度は全体としては、概ね順調に進展している。「研究実績」でも述べた通り、本研究で使用する各種テストに関してさらに改善が求められるものも残っており、また時間が許せばさらに文献調査を行いたいが、各種テストに関して必要な作成、改善、準備等が進みつつある。またかなりの時間を要した、視線解析を利用した読みの研究の準備も、順調に進んでいる。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成27年度は、実際に課外での多読指導を行い、26年度に準備した各種テストを多読期間前後に実施する予定である。そのため、さらに改良を必要とするテストに関しては、年度当初に完成し、できるだけ万全を期して縦断的研究を開始したい。現在のところ、大きな予定変更は計画していない。
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| Causes of Carryover |
最も大きな理由は、英文読解中の視線解析に使用する高価なソフトウエアの新しいバージョンの開発が予定よりも遅れ(企業内で)、その購入が次年度に回ったことである。また、できれば外国での国際学会での発表等を行うことも視野に入れて研究を行いつつあり、そのためにはできるだけ支出を抑制する必要もあった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
英文読解中の視線解析に使用するソフトウエアの新しいバージョンの購入を次年度に行う。
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Research Products
(4 results)
