2016 Fiscal Year Annual Research Report
The Bretton-Woods System as Conceptualized by Morgenthau and White and Its Impact on the Postwar Japanese Political Economy
Project/Area Number |
26380207
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
井口 治夫 関西学院大学, 国際学部, 教授 (80288604)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | モーゲンソー / ブレトン・ウッズ |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、モーゲンソーとホワイトが抱いていた戦後国際政治経済構想について、ハーバート・C・フーバーが1920年代から1930年代初頭に模索した米国による総合安全保障構想と対比させて検証と研究を進めていった。また、木内信胤と牛場信彦を中心とする戦後日本の外国為替管理委員会が、モーゲンソーとホワイトが考案した外国為替管理制度について、どのような対応を行い、また、米国主導の戦後国際経済について、どのような展望を見出していたのかについて検証と研究を行った。モーゲンソーとホワイトの構想は、フーバーの総合安全保障構想に関する研究書に反映させる予定である。
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