2018 Fiscal Year Research-status Report
生物経済学と幸福度研究の補完性を生かした人間行動と社会現象の分析
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26380243
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
影山 純二 明海大学, 経済学部, 教授 (50337490)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 幸福度 / 生物学 / 選好 / ライフサイクル / ライフヒストリー |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度は、当初想定したサブテーマに基づいて下記の通り研究を進めている。投稿段階になって予定通りにいかないものが多いが、一つ一つ出版に向けて作業中である。具体的には下記の通りである。 ・「幸福度とライフサイクル」の観点から作成した ”Son Preference and Life Domain Satisfaction ” (寺村絵理子氏、萩原里紗氏、佐藤一磨氏と共著) は現在投稿に向けて最終確認中である。 ・ 幸福度研究と生活史理論の理論フレームワークの整合性を分析した “Biological and Economic Approaches Towards Behavior Along the Life Course” (Austria, Vienna Institute of Demography の Michael Kuhn 氏と共著) は、様々な意見を受けて改定中である。 ・幸福度研究と生活史理論の整合性を実証面から考察した "Life Dissatisfaction Over the Life History: Dissatisfaction as a Driver of Behavior" は一旦リジェクトされ、改めて投稿に向け作業中である。 また上記のサブテーマで得られた研究成果を整理し今までの研究成果をまとめるという意味で、「生物学フレームワークから考える幸福度最大化行動と実際の幸福」と、「科学史からみた経済学の自然科学からの離反」という2本の論文を作成中である。両者とも当初の計画で一定の解答を導き出し、今後の研究の基礎にしたいと想定していた内容である。これらの研究は、科学史の基礎文献を読み込む必要があるなど時間がかかるものの順調に進んでいるので、今年度中に完成させたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当該年度に、私と先方の都合が合わず、オーストリアの Kuhn 氏と研究ミーティングを行うことができなかった。今年度に行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
オーストリアの Kuhn 氏と研究ミーティングを行うとともに、当初の計画通り個々の論文を出版し、今までの研究成果をまとめていく。
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Causes of Carryover |
オーストリアの Kuhn 氏との打ち合わせ延期のため、次年度使用額が生じた。
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Research Products
(7 results)